血管壁の“内皮細胞”が血管ケアのカギを握る
血管の構造や働きについて、どのくらいご存知ですか?
「正直、ピンと来ない」という人が多いのではないでしょうか。
簡単に言うと、血管は“血液を全身に巡らせる管”で、動脈、静脈、毛細血管に分かれます。
動脈は心臓から血液を送り出す血管、静脈は体の各部分から血液を心臓に運ぶ血管、毛細血管は動脈と静脈をつなぐ細い血管です。
血液がこれらの血管の中を流れ、からだの各部位に酸素と栄養を運び、さらに、途中で古くなった血液が新しくつくり変えられることで、私たちは生命を維持できています。
つまり、生きるためには、血液が血管内をつねに流れていることが不可欠です。
それは、終着点がない川の流れのようなもので、動脈や静脈の“大河”と毛細血管の“支流”が全身を巡り続け、生命機能を守っています。
このように、血液が循環し続ける器官であることから、血管や心臓などを「循環器系」と呼ぶわけです。
血管の規模も、とても壮大です。
成人ひとりの血管の全長は約10万km。
なんと地球一周の約2倍半もの長さです。
血管を構成する基本細胞である内皮細胞の面積は約7000屬如▲謄縫好魁璽般27面分の広さに相当するから驚きです。
長さ、面積、全身に張り巡らされるという規模から見て、血管は“人体最大の臓器“と言えます。
≪内皮細胞が血管を守り、強くする≫
血管の内部構造はどうなっているのでしょう?
脳卒中や心筋梗塞など重大な血管病が起こる動脈で見てみましょう。
動脈は、外側から外膜、中膜、内膜の3層で成り立ち、これらが血管壁を形成しています。
外膜は保護層、中膜は平滑筋細胞などから成る血管の拡張と収縮に関わる層、内膜は薄い線維成分である内弾性板と内皮細胞から成っています。
このうち、血管の健康度を大きく左右するのが、“内皮細胞”です。
血管壁の最も内側にあり、血液と接触する内皮細胞は、血管のバリア的役割を果たす組織で、私たちの体の表面を覆う皮膚と似た働きを持っています。
よく知られているように、皮膚は28日周期のターンオーバー(新陳代謝)で新しい表皮に入れ替わっていますが、血管壁の内皮細胞にも同じように、新しく生まれ変わるターンオーバーがあるのです。
内皮細胞のターンオーバーの周期は約1000日。
つまり、約2年9か月です。
「長いな・・・」と思うかもしれませんが、疲れていた細胞組織が3年弱で強く生まれ変わるのは、むしろ早い、と言えるでしょう。
また、「生まれ変わる」といっても、一度にすべての細胞が取り替えられるわけではなく、毎日、古い細胞が新しい細胞に入れ替わり、3年弱ですっかり生まれ変わるのです。
そのため、血管のケアを始めると、目に見えない効果がその日から出てきます。
血圧などの測定値に反映されるのに多少時間がかかったとしても、血管の中では、確実に良い変化が起こっているのです。
「一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本 より」
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
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子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html