メタボ予防は70歳まで

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メタボ予防は70歳まで
 
肥満を目の敵にしたいのは70歳までです。
こういったら少し言い過ぎかもしれませんが、アルブミン不足を防ぐためにも肉もしっかりとる必要があります。
肉を食べれば、自然と脂分も入ってきます。
そこで、気になってくるのがメタボリックシンドローム
 
メタボリックシンドロームは、もうご存知の方も多いと思いますが、ここでもう一度、その定義を紹介しておきます。
WHO(世界保健期間)では、「内臓肥満によって、インスリンの効きが悪くなり、そこに高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、脂質代謝異常(高脂血症)などが起こると、動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中が起こる」としています。
基準となっているのは、内蔵肥満です。
正確にいうと、内臓肥満によってインスリンの効きが悪くなることが重要なポイントです。
 
 
内臓肥満かどうかを正確に知るにはCTスキャンをとらなければなりません。
そこで、腹囲、おなかまわりを測って代用しているわけですが、腹囲に関して根拠が問題になっています。
 
ぽっこりおなかが大きく出た人はメタボといわれ、自分でもやせなければ、と思われるのは大いにけっこうなことです。
肥満は、長寿にとって最大の敵です。
これは確かなのですが、やせようと過度にいきすぎてしまうのも問題です。
 
というのも年齢によって、防ぎたい病気の中身が変わってくるからです。
70歳までは、防ぎたい病気は、がん、心臓病、脳卒中です。
いわゆる生活習慣病の予防が目的になります。
しかし、70歳以降はどうでしょう。
 
70歳以上で防ぎたいのは、介護が必要になるような事態です。
寝たきりまではいかなくとも、体を動かすことがおぼつかなくなり、その結果、外出するのがおっくうになったりするのはたいへんよくありません。
 
そのためには、栄養不足にならないことです。
肥満を防ごうと考えるより、少々太っていてもかまいません。
いちばんいいのは体重が変わらないことです。
70歳までは、「ちょいやせ」を目指し、70歳を過ぎたら「ちょい太」を目指す。
これが健康長寿の元になります。
100歳までホケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
 
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ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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