野菜の王様はブロッコリー
野菜の王様はブロッコリーです。
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、わたしたちの体に欠かせないものがたくさん含まれています。
最近、野菜の栄養素として注目を集めているのがファイトケミカル(植物化学物質)。
ファイトケミカルは、野菜の中に数千種類も含まれているといわれています。
その全容が明らかになったわけではありませんが、体の中の酸化を防ぐ抗酸化作用、がん細胞をふやさないようにする抗腫瘍作用があります。
たとえば、野菜を食べているときに感じる「えぐみ」のようなものもファイトケミカルといっていいでしょう。
野菜は日光を浴びて大きくなりますが、日光には紫外線など有害なものがあります。
野菜は、それを遮断したり、無害にしたりして成長していきます。
そうした働きのひとつが、ファイトケミカルです。
食物繊維も豊富なので、動脈硬化や便秘予防にも効果的です。
ブロッコリーは、小房に分けてビタミンCが熱で壊されないようにすばやく茹でます。
また、茎にもビタミンCや食物繊維が多いので、捨てないでください。
ブロッコリーでわたしたちが食べているのは、花蕾と茎の部分です。
食べているのはごく一部で、ブロッコリーそのものを見ると、その大きさに驚かれると思います。
ブロッコリーの栄養が食べているところに集中している感じがします。
2003年に新しい長寿遺伝子を発見した米マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が、ご自宅で料理をされているのを見たことがありますが、痛めていたのはブロッコリー。
それもかなりの量でした。日ごろから食事や運動にたいへん注意を払っているガレンテ教授も、ブロッコリーの効果をご存知だったと思います。
ブロッコリーをおなかいっぱい食べる。
たまにはいいかもしれません。
「100歳までホケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング より」
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このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
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