ステップ2 あなたの脳に不足しているのは「A(アセチルコリン)」ですか?「S(セロトニン)」ですか?

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ステップ2 あなたの脳に不足しているのは「A(アセチルコリン)」ですか?「S(セロトニン)」ですか?
 
以下の①~⑱の設問に対して、答えが「A」の場合は0点、「S」の場合は2点、いずれにも当てはまらない場合は1点で計算してください。
 
① A□ 徐々に体調が悪くなってきている
S□ かなり急速に体調が悪くなってきている
□ いずれにも当てはまらない
 
② A□ 1日のうち体調が悪い時間帯は特定できない
S□ 午前中がいちばん体調が悪い
□ いずれにも当てはまらない
 
③ A□ 最近、環境に大きな変化はない
S□ 最近、環境に大きな変化があった
□ いずれにも当てはまらない
 
④ A□ ストレスを感じない
S□ ストレスを感じる
□ いずれにも当てはまらない
 
⑤ A□ 性格は大雑把なほうである
S□ 几帳面である
□ いずれにも当てはまらない
 
⑥ A□ 本人よりも家族が体調不良を心配している
  S□ 本人がまわりよりも体調不良を心配している
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑦ A□ この先の健康に不安はない
  S□ この先の健康が不安である
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑧ A□ 不眠症がない
  S□ 不眠症がある
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑨ A□ 気晴らしができる
  S□ 気晴らしができない
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑩ A□ 体調不良を忘れる時もある
  S□ いつも体調不良が気になる
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑪ A□ 騒音が気にならない
  S□ 騒音が気になる
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑫ A□ 照明は明るいところが好き
  S□ 証明は暗いところが好き
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑬ A□ 「もの忘れ」の自覚がない
  S□ 「もの忘れ」の自覚がある
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑭ A□ 食事が美味しい
  S□ 食事が美味しくない
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑮ A□ まだ死にたくないと思う
  S□ もう死んでもかまわないと思う
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑯ A□ やかんを何のためにかけていたかわからなくなる
  S□ やかんの火を消したか心配
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑰ A□ かかりつけ医に相談していない
  S□ かかりつけ医に相談している
   □ いずれにも当てはまらない
 
⑱ A□ 体調が悪いところは1ヶ所である
  S□ 体調が悪いところが複数ヶ所ある
   □ いずれにも当てはまらない
 
①~⑱の合計   点
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 【診断】
 
 0~5点 A(アセチルコリン)が不足している「A欠乏脳」
 6~11点 「A欠乏脳」か「S欠乏脳」か甲乙つけ難し
 12点以上 S(セロトニン)が不足している「S欠乏脳」
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 「年のせいだから仕方がない」と諦めている方も多いでしょう。
 医者に行くほどではない、ちょっとした心身の不調。あるいは、医者に行っても原因がはっきりせず、解決できない体調不良。
そんな中高年からの何気ない体調不良の原因は、実は「脳内エネルギー物質」が不足していることからきている場合が、圧倒的に多いのです。
 年齢を重ねるにつれて枯渇しやすい、重要な脳内エネルギーは2種類あります―「アセチルコリン」と「セロトニン」。
 「アセチルコリン」は、私たちが明日に向かって生きていく夢や意欲、社会とうまくかかわっていく情報処理を司っています。
 「セロトニン」は、心身のバランスをとって健康を保っています。
 この重要な脳内エネルギーが不足してくると、さまざまな体調不良が表面に現れ始めます。
 そればかりか、何気ない体調不良を放置しておくと、深刻な「ボケ」、あるいは「ウツ」に悪化する危険も・・・・・・。
 
 脳内エネルギー不足は、今の体質・体調・脳の状態に合わせて生活習慣をちょっと変えることで、劇的に回復します。自分だけの“生活のコツ”をつかむことができれば、脳内エネルギーが充填され、体調不良は解消します。
「もの忘れとウツがなくなる「脳」健康法 より」
 
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木枯らしと孤独が骨身に染みる秋が深まるとなんとなく悲しい気持ちになるといわれていますが、はたして秋の物悲しさには医学的な根拠はあるのでしょうか?

 なんと季節の変化が引き起こすうつ病が存在するというのです。
エアコンの使用が一般的になり夏に体が冷えてしまうなど季節の変化に対応しにくくなった現代人。
季節性うつは自然な生活リズムを崩してしまった人がかかりやすい病気なのだそうです。

 「なかでも10月から3月頃にみられる冬季うつは、過食、過眠なども主な症状としてあげられます。秋になり日照時間が短くなることで、メラトニンというホルモンの分泌に異常が起こり体内時計が狂ったり、神経伝達物質セロトニンが減ることによる脳の活動低下が原因と考えられています」

 うつ病は、今やサラリーマンの3割近くに見られ、「心のかぜ」ともいわれるほどポピュラーな病気になりました。
原因としては、精神的なストレスのほか、コンピューターによるテクノストレスや、テレビやゲームなどによる眼精疲労などが元になることもあります。
 
また、脳内の神経伝達物質であるセロトニンノルアドレナリンが減少したり、視床下部や下垂体といった脳の機能の異常なども、原因として考えられています。
 
不足している栄養素がないよう食生活の乱れに注意したり、パソコンなどを使いすぎないように気をつけたりといった、生活全般を見直してみることが必要です。
 
うつ症状の予防や軽度の場合の改善に役立つのは、ハーブの一種であるセントジョーンズワートです。
有効成分のぺルリフォリンに、脳内の神経伝達物質セロトニンを増加させる働きがあるため、おちこんだ気分を回復して、気持ちを適度に高揚させてくれます。
 
そのほかには、神経伝達物質セロトニンの材料となるトリプトファンや、セロトニンなどの生成に必要なビタミンB6・B12葉酸などのビタミンB群を補給します。
 
トリプトファンアミノ酸の一種で、牛乳や肉(赤身がいい)などのたんぱく質に含まれています。
ビタミンB6は、かつお、まぐろ、さけなどの魚類、牛肉、鶏ささ身、レバーなどに多く含まれています。
ビタミンB12はレバーや魚介類に、葉酸はレバーのほか、菜の花、モロヘイヤ、春菊など緑の濃い野菜に多いです。
また、イチョウ葉に含まれるギンコライドやケルセチンなどのポリフェノールは、脳の血液循環をよくして、脳を活性化します(お茶などでとるのがおすすめです)
 
 加えて、散歩など屋外で体を動かす機会を増やすと、気分のおちこみを軽減しやすくなります。
 
 ただし、軽度のおちこみだけでなく、うつの症状がみられるときは、まず病院で検査を受け、治療と並行して、これらの食事療法を行ってください。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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