これが脳を強くする手の運動○絵を描く・ぬり絵をする ○意外に楽しい陶芸・粘土細工

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これが脳を強くする手の運動
○絵を描く・ぬり絵をする ○意外に楽しい陶芸・粘土細工
 
○絵を描く・ぬり絵をする
絵を描くことも脳をとても強く刺激します。
何を描くか、からはじまって、どう描くかなど、描く前に考えなければならないことはたくさんあります。
 
それからキャンバスに向かって、絵筆や色鉛筆、クレヨンなどを手に持ち、器用に動かして描いていきます。
 
これらの作業が脳にはとてもよい刺激になります。
 
うまい、へたが気になるなら、素敵だなと思う絵を見ながら真似て描いてもいいのです。
何より楽しんで描くことが脳の刺激になります。
 
もし絵を描くのはどうも苦手という人は、ぬり絵に挑戦してみてはいかがでしょう。
絵の具を使ってもいいですが、色鉛筆やクレヨンなどでも、ずいぶん楽しめます。
 
○意外に楽しい陶芸・粘土細工
幼稚園児から中高年まで陶芸教室に通う方が増えています。
 
「自分だけの時間をもちたかった」「自分だけの器をつくりたかった」「作品をつくる楽しさを味わいたかった」など理由はさまざまですが、何より手作りの楽しさが大きいのだと思います。
 
一般的な陶芸の手順を調べてみますと、「前業(粘土の中の空気を抜き、組織をやわらかくする)、成形(ロクロ、たたらなどで形を整える)、乾燥(素焼き前に粘土の水分を取る)、素焼き(粘土の組織を硬化させる)、塗り(上薬を塗る)、本焼き(高温で器を焼く)」となっています。
どの作業にも手先の細かい動きが求められます。
これが脳にはいい刺激になります。
 
陶芸教室に通うのはどうもということなら、粘土細工がおすすめです。
絵を描くにはデッサン力も必要になりますが、粘土細工は最低、手元に粘土さえあればはじめられます。
何の知識も練習もいらず、作りたい対象を見たまま真似て作ればいいのです。
 
よく使われる粘土は手が汚れない樹脂粘土で、色もいろんな種類があります。
100円ショップでも売られていますから、すぐにはじめられます。
そのほかにもたくさんの素材が開発されていて、焼けば銀になる純銀粘土などもあります。
 
粘土細工は簡単にできる割には満足感は大きいですし、何より手先を細かく動かすので、脳の刺激になります。
60歳からはじめる認知症にならない超簡単脳にいいこと より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
京都大学医学部老年科の亀山教授によると、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/41/6程度にまで、低下していたと報告しています。

ビタミンB12は、レバーなどの動物性食品に多く含まれ、植物性食品にはほとんど含まれていませんが、例外的に味噌や納豆のような発酵食品に含まれます。

ビタミンB12は、水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、復元し、また、切れた部分があれば、修復作用を発揮します。

ビタミンB12は、核酸とタンパク質の合成に関わり、脳や神経系との関わりが深く、また、ビタミンB6葉酸とともに動脈硬化の原因となるホモシステインを減らす働きがあります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
 
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