【夏】種実に3大栄養素をバランスよく含有『とうもろこし』

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【夏】種実に3大栄養素をバランスよく含有『とうもろこし』

★効用
疲労回復
・夏バテ予防
・老化防止
・利尿
・むくみ改善
・高血圧予防
・糖尿病予防
・整腸
・便秘予防
 
栄養
《黄色種にはβ-カロテンも》
一般に利用するのは種実の部分ですが、栄養学上は穀類に分類され、野菜感覚で食べられることが多いようです。
 
主成分はでんぷんで、たんぱく質、脂質、糖質をバランスよく含み、またビタミンB群やEカリウム、食物繊維の供給源としても期待できます。
 
種実の黄色い品種には、β-カロテンも含まれています。
 
とり方
《煮込み料理などには芯ごと利用を》
芯からよい味が出るので、煮込んだりする料理の場合は、粒をはずさず、芯ごと食べやすい長さに切って使うようにしましょう。
 
★選び方
《全体が白っぽいのは古い証拠》
 皮の色が濃く、ひげ()が褐色をしているものを選びます。
 
 皮がむいてあるものは、実がまんべんなくつまっているかをチェックします。
指で押して粒がへこむくらいのものが若くておいしく、押してかたいものは育ちすぎです。
 
★保存法
《すぐに利用しないならゆでて保存》
 収穫後、時間の経過とともに急速に味も栄養価も落ちます。
入手したら、その日のうちに調理するのがいちばんです。
 
翌日以降に持ち越すようなら、ゆでてラップで包み、冷蔵または冷凍保存を。
粒をはずしての保存も、使い勝手がよく重宝します。
 
★とうもろこし豆知識
とうもろこしは、種実だけでなく、すべての部分に薬効が認められています。
 
とくに期待できるのは、漢方で“玉米須(ぎょくべいす)”と呼ばれるひげ。
利尿作用のほか、現代中国の研究で降血糖作用、降血脂作、降圧作用、胆汁の分泌を促す作用などがあることが確認されており、糖尿病、高脂血症、高血圧、肝炎などの薬として用いられています。「食べもの栄養事典」より
 
栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分