【夏】うりの仲間ではビタミンCが抜群に豊富『にがうり』
★効用
・がん予防
・風邪予防
・抗ストレス
・美肌効果
・老化防止
・高血圧予防
・疲労回復
・夏バテ予防
・食欲増進
★栄養
《健康野菜として人気急上昇中》
うりの仲間で、文字どおりの“苦いうり”です。
栄養的には、うりの仲間ではビタミンCが抜群に多く、100g中の含有量はきゅうりの約10倍。
β-カロテン、ビタミンB1、カリウムなども豊富です。
沖縄では「ゴーヤ」と呼び、昔からひんぱんに利用してきましたが、その栄養価の高さで、全国的にすっかりメジャーになり、健康野菜として定着しつつあるようです。
★とり方
《たんぱく質と組み合わせが効果的》
たんぱく質食品と組み合わせると、ビタミンCが効果的に摂取できます。
また、にがうりのビタミンCは、油で炒めても損失が少ないという特徴があります。
β-カロテンを有効に摂取するためにも、油を使った調理法がおすすめです。
★おすすめレシピ
《にがうりのおひたし》2人分
<材料>
にがうり 1/2本
酢じょうゆ(しょうゆ 小さじ2、酢 小さじ1/2)
かつおぶし 少々
<作り方>
① にがうりは縦半分に切り、スプーンなどで種を取り、半月の薄切りにします。
② なべに湯を沸かしてにがうりを入れ、10秒ほどゆで、冷水にとります。
③ 水けを軽く絞り、器に盛り、酢じょうゆ、かつおぶしをかけます。
★下ごしらえ
《苦味を消したいときは塩もみを》
縦2つに割り、スプーンなどで中の種とワタを取って使います。
苦さがうりの身上ですが、苦味をやわらげたいときは、表面に塩をつけて、イボをもむようにしごき、少しおいてから水洗いをして調理するとよいでしょう。
★選び方
《イボにはりのあるものが新鮮》
太くて緑色が濃く、表面のイボがつぶれていないものを選びます。
「食べもの栄養事典」より
栄養療法の一環にビタミンB12プラス優れた副成分