口が麻痺したら歯があってもものを噛めない

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口が麻痺したら歯があってもものを噛めない
 
口や咽が麻痺した方の場合は、どうなるでしょうか。
 
前歯で噛み切らなくてもいいように、小さく切った食べ物を口に入れて差し上げるとしても、舌が動かなければ、その小さく切った食べ物を、奥歯の噛み合わせの面に運ぶことができません。
 
内側から舌で食べ物をはさむこともできず、食べ物を粉々にしたりすり潰したりすることもできません。
 
噛み砕いた食べ物を、唾液と混ぜ合わせて食塊を作ることもできません。
 
食塊ができない以上、飲み込みの反射も生まれませんし、咽が麻痺しているため、そもそも、ゴックンと飲み込むことができません。
 
後遺症で半身不随になった場合に、手や足が思うように上がらないことがありますが、これと同じように軟口蓋が上がらないわけですから、鼻咽腔のほうへ口の中の空気が漏れてしまい、口腔内圧が高まりません。
 
口腔内圧が高まらなければ、舌の上の食べ物を咽のほうへ送り込む圧力が高まらないので、食べ物は、いつまでたっても口の中にとどまったままです。
 
また、喉仏が上がらないと、気管をふさぐフタが閉まりません。
 
口から咽に運ばれてきた食べ物は、開いたままの気管のほうへ落ちていってしまいます。
これが、重大な問題を引き起こしている「誤嚥」です。
 
つまり、脳卒中の後遺症が残った患者さんは、手や足が思うように動かないだけではなく、食べ物を噛み砕いたり飲み込んだりすることができないのです。
 
しかし、かつて、最先端の病院ですら、誰もそのことに気付いていませんでした。
「長生きは「唾液」で決まる! より」
 
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