脳卒中をまねくストレスをコントロールする ◎十分な睡眠、規則正しい毎日を

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脳卒中をまねくストレスをコントロールする ◎十分な睡眠、規則正しい毎日を
 
脳卒中の発作は強いストレスを感じたときにおきやすいといわれます。
 
ストレスをコントロールする基本となるのは、乱れた生活習慣を改めて、規則正しい生活を送ることです。
なかでも生活のリズムをつくる「睡眠」について、いま一度考えてみましょう。
 
睡眠は一日がんばった心とからだを休めて、明日への活力を満たすリセットの時間です。
睡眠時間が不足すると、脳やからだが十分に休まらず、疲れを翌日に持ち越します。
それが毎日続けば疲労は回復しにくくなり、健康を害する原因になりかねません。
 
ただし、長く眠ればいいのかというと、必ずしもそうではありません。
「十分な睡眠」とは、時間ではなく、目覚めたときに「ぐっすり眠った」と実感できることがポイント。
そのためには、まず、からだに生来備わっている睡眠・覚醒リズムにのっとって眠ることが大切です。
また、無理に眠ろうとすると、かえってプレッシャーに感じて眠れなくなることもあります。
就寝前はリラックスして、心とからだの緊張をほぐしましょう。
 
さらには寝室の環境にも気を配りたいもの。
寝心地がよい寝具を選んだり、枕の高さにこだわったり、寝室の内装には暖かみのある色や柄を選ぶとよいですし、室温や湿度、照明の明るさも自分にとって心地よいレベルを見つけるとよいでしょう。
 
睡眠はストレスに負けない心身をつくる土台です。
爽やかな目覚めで一日をスタートさせましょう。
「自分で防ぐ・治す 脳梗塞 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
 
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
 
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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