朱に交われば若くなる 海の贈り物、アスタキサンチンが脳に効く
サケ、エビ、カニ。
赤橙色の色素は超パワフルな抗酸化物質
といっても、もともとは藻や植物プランクトンがつくりだしたもの。
それが食物連鎖によって、サケやエビの体内にため込まれたわけです。
アスタキサンチンは、まさに海からの贈り物。
特に学者たちが注目しているのが、脳や目に対する作用。
つまり、脳と目に直接働きかけ、老化を抑制してくれるのです。
そこでおすすめしたいのが、サクラエビ。
100g中の含有量が非常に多いうえ、丸ごと食べられるのでカルシウムもたっぷりとれます。
ゴマと一緒に炒ってフリカケにしておくと便利です。
サケは、生まれた川の上流までさかのぼって産卵します。
あのパワーの源は、筋肉全体が朱色に染まるほどため込まれたアスタキサンチンにあると考えられています。
順天堂大学が行った比較実験でも、その効果のほどは明らか、アスタキサンチン6mgを4週間毎日摂取したグループと摂取していないグループに分け、同じ運動をしてもらい血液検査を行ったところ、摂取グループのほうが筋肉の損傷が少なく、疲労物質である乳酸の発生も抑えられたのです。
「15歳若返る錆びないカラダのつくりかた より」
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
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