太い血管に動脈硬化が起きると、しだいに血管の内腔が狭くなり、詰まりやすくなります。
≪原因は太い血管の動脈硬化≫
動脈の中は、常に勢いよく血液が流れています。
そのため、動脈のいちばん内側の膜(内膜)は傷つくことが多く、補修を繰り返しています。
高血圧であればあるほど、さらには血管が狭くなればなるほど、動脈の壁にかかる圧力は高くなります。
ただでさえ狭くなった動脈なのですから、血栓ができることで血液が流れにくくなり、最終的に血管を詰まらせてしまいます。
また、なんらかの原因で血圧が下がったり、血液の粘り気が増して脳への血流量が減り、血管が狭くなった部分から先へ血液が流れなくなって起きる場合もあります。
≪詰まった部位によって異なる症状≫
喫煙、肥満なども、動脈硬化を促進する要因になります。
発作を起こす前に、TIA(一過性脳虚血発作)を起こすこともあります。
もっとも発症しやすいのは睡眠中です。
発症したときにあらわれる症状は、梗塞を起こした部位や大きさによってさまざまです。
内頸動脈が詰まると、片側の手足や顔面の機能や感覚が失われたり、本格的な発作の前にTIAとして一時的に片側の目がまったく見えなくなったりします。
椎骨動脈が詰まると、めまい、吐きけ、嘔吐、言語障害、嚥下障害(物が飲み込みにくくなる)などが起こります。
脳底動脈が詰まると、四肢のマヒ、強い意識障害があらわれます。
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人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
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