正体に気づけばストレスは自然と軽減できる

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正体に気づけばストレスは自然と軽減できる
 
自分にとって何がストレスなのかを考えてみる。
ストレスに気づくことが、病気から脱却する第一歩になる。
 
◆何がストレスかわかれば、本能が守ってくれる
 
病気や体調悪化の大きな原因は、ストレスによって交感神経優位の体内環境に陥っていることです。
その点は理解できても、「自分はストレスがないのに」「なにかストレスがあっただろうか」と、ストレスがかかっていることを自覚しなかったり、ストレスの正体がはっきりつかめていないことがよくあるものです。
 
一言でストレスといっても、じつに多様です。
働きすぎや睡眠不足、パソコン作業による目の疲労などの身体的なストレスから、悩みや心配事、強い悲嘆などの精神的なストレスなど、人によって原因となるものは全差万別です。
したがってまずは、生活のしかたや心のあり方をふり返ってみて、自分にとって何がストレスになっているかを、はっきりとつかんでおきましょう。
 
ストレスの正体さえ把握できれば、からだは本能的にそれを排除しようとするものです。
疲労が原因なら、自然にからだを休めようとするし、うまく息抜きの時間を設けようとします。
 
◆ストレスを完全になくす必要はない
 
自分のストレスの正体がわかったら、それを極力やわらげることが大切ですが、まったくゼロにする必要まではありません。
 
ストレスは、それ自体が悪いわけではありません。
「ストレスは人生のスパイス」ともいわれ、適度なものなら心身に活気を与えてくれ、「生きる張り」や「やりがい」につながります。
働きすぎにしても、一面で仕事は、生きる張りであり、やりがいのあるものです。
ストレスのない人生ほど、退屈なものはありません。
 
問題は、ストレスが溜まってしまうことです。
じょうずにストレスを解消して、自律神経のバランスが崩れないようにすることが大切です。
「病気にならない免疫のしくみ より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

 隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

 脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

 一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
しかしビタミンB12葉酸が欠乏していると、ホモシステインが増え、その結果、血栓ができ、心筋梗塞脳梗塞を引き起こします。 
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
また、ビタミンB群はバランスよく摂ることが望ましいといわれております。
 
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