気圧が低く雨の多い気候はじつはからだにやさしい

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気圧が低く雨の多い気候はじつはからだにやさしい
 
気温や湿度などの環境も自律神経・免疫力に関係する。
酸素が少なく、低気圧で高湿度の環境ならリラックス。
 
◆酸素が多いと交感神経は緊張する
 
自律神経と免疫力は、気圧にも関係していて、高気圧では交感神経が優位になります。
気圧が高いということは、空気中の酸素が多いことを意味しています。
その酸素に、交感神経が刺激されると考えられます。
 
反対に、低気圧の環境では酸素が少なく、副交感神経が優位になります。
交感神経は、体を緊張状態にするので、健康にはあまりよくありません。
一方、副交感神経は、心身をリラックスさせてくれるので、適度に働いていると病気になりにくいのです。
となれば、低気圧の環境にすむほうが、長寿が望めるということになります。
事実、長寿県として有名な沖縄は、低気圧におおわれることが多い。
空気がうすいという意味では、標高の高い山地も、環境は低気圧と同じですから、やはり長寿が望めます。
山岳地帯が多い長野県がやはり長寿県であることにも、この点が関係していると思われます。
 
◆いそがしい現代人には、まさに恵みの雨
 
雨が降っている日は、すっきりと目覚めることができず、昼間もなんとなくけだるいものです。
 
自律神経は気圧だけでなく、湿度からも影響を受けます。
雨の日のように湿度の高いときは、副交感神経が優位になりやすいのです。
休息の神経である副交感神経が優位なので、心身がのんびりしてしまい、眠かったりだるかったりするのです。
 
副交感神経優位も、過ぎれば病気の原因になるのはたしかです。
しかし多忙な現代人は、交感神経優位にかたよりがちです。
緊張状態が強く、なかなかリラックスできないという人も多いものです。
そんな現代人にとって、湿度の高い雨の日は、心身をいやす大きなチャンスといえるでしょう。
「病気にならない免疫のしくみ より」
 
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
また、最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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