
植物性食品しか食べていないと、動脈硬化になりやすい
とにかく野菜といえば、カラダにいいものと考えられています。
もちろん、野菜がカラダにいいのは確かです。
だからといって、野菜しか食べないことが本当にいいかといえば、答えは「ノー」です。
意外なことに、植物性食品しか食べないと動脈硬化になりやすいという報告があります。
なぜでしょうか。
それは、動物性の食品をまったく食べないと、鉄、亜鉛、ビタミンB12を十分に摂取できなくなるからです。
しかし、ビタミンB12は、野菜など植物性食品にはほとんど含まれていません。
卵や牛乳をとっている方は比較的安全ですが、動物性食品を一切口にしない完全なベジタリアンとなると、正直、心配です。
「老けない人は何を食べているのか より」
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「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
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