胃の健康を守ることが、若い血管を保つカギ

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胃の健康を守ることが、若い血管を保つカギ
 
心筋梗塞脳梗塞のリスクを抑えるためには、動脈硬化を予防することが基本中の基本。
そんな、血管のアンチエイジングのために欠かせないのが、ビタミンB12の十分な摂取です。
 
 動脈硬化を引き起こす物質にホモシステインというアミノ酸があります。
これは、必須アミノ酸であるメチオニン代謝過程でホモシステインという物質に変わったものです。
体内にビタミンB12葉酸が十分にあると、ホモシステインメチオニンへ戻ることができます。
しかし、それらが十分にないと、血中ホモシステインは増えるばかりで動脈硬化を引き起こしやすくなります。
 
 ビタミンB12の吸収に重要になってくるのが、胃の状態です。
 
 食べ物からビタミンB12を吸収するには、糖たんぱく質(胃から分泌されるたんぱく質の一種)が必要ですが、加齢により胃が萎縮したり、胃粘膜に病変がある方などは、糖たんぱく質の分泌が十分でなくなり、ビタミンB12をうまく吸収できなくなってしまうのです。
また、胃の状態が悪ければビタミンB12だけではなく、ほかの栄養素の吸収にも差し障りが出てきます。
 
 胃を若々しく保つためには、13食、できるだけ同じ時間に規則正しく、腹八分目に食べることが大切です。
また、食事と食事の間があきすぎると、胃酸の出すぎにつながるのでよくありません。
極端に辛いもの、しょっぱいもの、甘いものは胃壁を荒らします。
空腹でのカフェインとアルコールの摂取も控えましょう。
もちろん、就寝直前の暴飲暴食はもってのほかです。
 
 食生活が不規則で、コンビニなどで思いつくまま好きなものを買い、同じものを毎日のように食べている方は、胃に負担がかかっているかもしれません。
 
 胃を若々しく保つことは、結果的に見た目のアンチエイジングにもつながります。
見た目で得するためにも、胃をいたわってあげましょう。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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