冬はビタミンDを積極的にとらないと、ココロも老けこむ

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冬はビタミンDを積極的にとらないと、ココロも老けこむ
 
カルシウムの吸収をよくするためにビタミンDが欠かせません。
とくに冬場はいっそう積極的にとる必要があります。
 
そこには、日照時間とうつ病の問題がからんでいます。
 
「冬季うつ」という言葉をご存知でしょうか。
私たちの心は、日照時間と密接な関係にあり、冬場、日照時間が短くなってくると、うつ病を発症しやすくなるのです。
 
この冬季うつには、ビタミンDの摂取が効果的という結果が報告されています。
ですから、朗らかな精神状態を保つためにも、日照時間が短くなる冬場は、干しシイタケ、サケ、サバ、イワシ、真ガレイなど、ビタミンDが豊富な食材を、意識的に食事に取り入れる必要があるのです。
 
なお、ビタミンDは食事でとる以外にも、日光を浴びることで体内で増やすことができます。
実はビタミンDは日光を浴びることによって皮膚で作られるため、「サンシャイン・ビタミン」という別名があります。
 
近年日本では、美白のためにUVカットが叫ばれ、魚を食べる機会も減っていることから、ビタミンDが不足する傾向にあるのです。
 
冬は日照時間が少ないヨーロッパの場合、生まれて間もない赤ちゃんにビタミンDが処方され、実際に飲まされている国もあります。
幼いうちからこうした対策がとられているのです。
ヨーロッパで売っている食品類などにも、ビタミンDが強化されているものがいろいろありました。
 
このように、ただでさえ不足しがちなビタミンDですが、日照時間の関係で冬場になるといっそう不足します。
鍋料理などに、魚やたっぷりのキノコを入れるなどして、十分な補給を心がけてください。
 
※ビタミンD3を多く含んでいる魚介類は、生魚であれば刺身や焼き魚にすることでビタミンDを摂取することができます。

ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、油を使って調理をすると効率よく取り入れることができるでしょう。
また、ビタミンD2が多く含まれるキノコ類ですが、乾燥しいたけの戻し汁は良い出汁が出るので、そのまま調理に使用することができます。

乾燥キクラゲの戻し汁は殆ど使われることなく捨ててしまいますが、人によってはキクラゲの戻し汁を利用して調理する場合もあります。
「老けない人は何を食べているのか より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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