座りっぱなしが病気を招く―オフィスで座りながら、人目につかずできるエクササイズ

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座りっぱなしが病気を招く―オフィスで座りながら、人目につかずできるエクササイズ
 
そんなにこまめに席を離れられない職場環境の方には、座ったままできる、ちょっとしたエクササイズがおすすめです。
 
・両足のつま先を上に向けたり、逆にかかとを上げてつま先を下げたりという動作を繰り返すだけでも、ふくらはぎの運動になり、滞っていた血流が良くなります。
 
・また、血流を促すとともに、膝にもいいのが、膝を伸ばした状態でつま先の曲げ伸ばしをする運動です。
 
椅子に座ったまま、両方の膝を伸ばし、つま先を自分のほうに向けます。
その後、つま先を伸ばしたり曲げたりというのを繰り返してもいいですし、あるいは、椅子に座り、お腹にぐっと力を入れて、片方の下肢を前に伸ばし、つま先を自分のほうに向けたままちょっと太ももを浮かせてキープする。
これだけで、太腿四頭筋という太腿の大きな筋肉が鍛えられます。
 
そのほか、「くの字スクワット」という椅子を使ったスクワットも、オフィスで取り入れやすいエクササイズです。
 
椅子に腰掛けたまま、おへその下に力を入れて背筋を伸ばし、そのままちょっと前かがみになって、「く」の字の姿勢をとります。
そして、太ももに力を入れて、椅子からお尻を1020センチほど浮かせます。
この動作をゆっくりと10回ほど繰り返すのが基本です。
 
席を立つときに、「くの字スクワット」を意識するだけでもいいでしょう。
 
デスクワークの人は、とにかく下半身の血流が滞るのを防ぐことが大事。
トイレに行くとき、コピーを取りに行くときなどは大股でさっそうと歩いて、脚の筋肉を使いましょう!
「人は血管から老化する より」
 
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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
 
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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