太りやすい人は腸の炎症にご用心!
太りやすい人は腸の炎症にご用心!
食事をすると、胃ではなく下腹がプクーッと膨れてしまう人が最近とても増えています。
食べものはまず胃袋に入りますから、胃が膨れるのはわかりますが、もっと下の腸が膨れてしまうのは、おかしいですよね?
そんな経験がある方は、SIBOの疑いあり!
ですから注意してください。
※SIBO(シーボ)とは、小腸内細菌増殖症という症状です。文字通り、小腸にいる菌が増殖して起こる病気をいいます。
なぜ、食べてすぐ下腹が膨れてしまうのかというと、SIBOによって小腸が菌だらけになっている場合、胃から食べものが落ちると、菌たちが大よろこびしてそれらを食べはじめて、メタンガスを発生させてしまうからなのです。
こうなると、自覚症状がある方は、SIBOと副腎疲労を併せ持っている可能性も少なくありませんので、注意してください。
また、太りやすい体質の方も要注意です。
なぜ太りやすいのか、そのメカニズムがわかれば、なぜ注意が必要か理解いただけると思います。
ご存知の3大栄養素というものがあります。
たんぱく質、脂質、炭水化物の3つです。
ここで問題ですが、この3つのうち腸での吸収が一番難しいのはどれかわかりますか?
答えは、たんぱく質です。
つまり、腸にトラブルを抱えていると、それだけでたんぱく質の吸収力は低下してしまいます。
残りのふたつ、脂質と炭水化物は簡単に吸収できます。
脂というのは、とても吸収されやすいもので、炭水化物も脂の形で補充されますから、体調が悪い人、腸にトラブルがある人は、たんぱく質を逃して、脂質と炭水化物だけを吸収してしまうため、すぐにお腹周りが太くなってしまうのです。
つまり、太りやすいということだけで、腸にトラブルを抱えている可能性は大きいと考えて差し支えありません。
たんぱく質の吸収が悪いということは、いろいろな不調を起こす原因となります。
このセロトニンが不足すると、うつ症状が出るようになります。
つまり、不眠の症状が出るのは、むしろ自然なことですし、うつ症状と不眠は、いつもセットです。
この点にも、腸のトラブルによるたんぱく質不足が深くかかわっているのです。
「副腎疲労の治療は、腸のマネジメントから」
この3大栄養素の吸収の違いを知るだけでも、腸の炎症を抑える必要性はご理解いただけると思いますし、健気にバックアップし続けている副腎をケアしたい気持になれるのではないでしょうか。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
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それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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