
腸のトラブルはダイエットの敵!
「摂取カロリーを減らしているのに、全然やせない……」
という女性は、大勢いらっしゃると思いますが、このような方も腸のトラブル、副腎疲労を疑ってかかった方がいいでしょう。
でも、またすぐに下がって、さらにコルチゾールが……というアップダウンをくり返します。
このとき、体は究極の生命危機である「飢餓状態」を想定した、対応の準備に入ってしまいます。
ためられるだけ脂肪を蓄えて、
「食べなくても平気ですよ!」
という状況に、体をシフトチェンジしているのです。
しかし、当然副腎には多大な負担がかかりますので、副腎疲労はどんどん進行します。
学生時代は甘いパンが大好きで、1日3食をすべてメロンパン1個ずつで暮らしていたことがあります。
体重を気にしながら、甘いパンを食べるので、とにかくカロリーだけは少なくしようと、1日900キロカロリーで生活していたのですが、体はやせるどころか、どんどん太っていきました。
あのままの生活を続けていたら、どんなに腸をボロボロにして、副腎を傷つけていただろうと背筋がひやりとします。
摂取カロリーが少ないのにやせないというのは、飢餓状態への対応にシフトした体が、とにかく脂肪分をすべて吸収して備えている状態にあるからです。
太りやすい体質も、ダイエットでやせない体も、まずは腸の状態を見直して、その改善からはじめることが大切です。
初診時に太っていても、数ヵ月後に副腎疲労が回復すると、それこそストンとやせる方ばかりです。
副腎をケアして健康になり、スリムなボディで美しくなれれば、一石二鳥ではないでしょうか。
「自分で治す! 副腎疲労 より」
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それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
また、現在60歳以上の高齢者の二割の人に、ビタミンB12の欠乏が見られるということです。
これは年をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
また、高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
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