水は百薬の長

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水は百薬の長
 
「座るときは姿勢よく、ただし座りっぱなしは厳禁」ということを心がけて、デスクワークに取り組んでみてください。
目安として、30分ごとに立ち上がり、2分くらい歩くと、健康リスクはかなり下げることができます。
 
とはいったものの、デスクワークをしながら、30分ごとに歩くのはついつい忘れてしまいがちです。
そこで、誰にでもできて一石二鳥のライフハックをご紹介しましょう。
 
それは、「座っているあいだにたくさん水を飲む」ことです。
 
これを実践しているのですが、意識して水分をとりながら仕事をすると、自然にトイレが近くなるので、頻繁に立ち上がり、2分ぐらい歩くことができるようになります。
 
しかも、水分補給はそのまま健康維持にもなります。
一般に、適切な水分補給をすると、次のような効果かあるといわれています。
 
代謝を活性化する
疲労回復になる
・関節を柔軟にする
・腎臓の働きを促進する
・高血圧の予防になる
・便秘の防止になる
 
意識して水分をとる前にくらべて体の調子がよくなってきたことを実感しています。
 
「疲れない脳」と「疲れない体」は、別物ではありません。
水を飲んで、健康を維持することは「疲れない脳」をつくることに直結しているのです。
 
ただし、持病があって水分のとりすぎに注意しなくてはならない方は、お医者さんに相談して水分摂取量を決めてください。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12葉酸
ビタミンB群は協力して働いているため一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。

東京武蔵野病院 副院長田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。

認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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