グーグル社員の3大必須スキルは「料理」「運動」「睡眠」

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グーグル社員の3大必須スキルは「料理」「運動」「睡眠」
 
グーグルというと、社内のカフェテリアで一流のコックが料理をして、社員がいつでも食べ放題というイメージがあるかもしれません。
 
しかし最近、その方針が変わってきています。
というのは、好きなものを自由に食べると血糖値がコントロールできないからです。
 
食べ放題に替えて、グーグルが力を入れているのは「料理」であり、そのための施設が「ウエルネスセンター」です。
 
ウエルネスセンターの真ん中にはキッチンがあり、そのまわりには植物工場をつくるそうです。
つまり壁から野菜をとってきて、調理ができるように計画しています。
 
自分で調理をすれば、より健康に意識したものを食べるようになるのではないかと考えて、グーグルでは料理を教えるプログラムを作ったのですが、あっという間に大人気になりました。
 
現在のグーグル社員に必要とされる3大必須スキルは何だと思いますか。
プログラミングや統計ではありません。
Cook」「Move」「Sleep」、つまり料理すること、体を動かすこと、寝ることなのです。
 
グーグルはそれぐらい、料理というものを重要なプログラムとして位置づけているのです。
 
自分で料理をすれば、おのずと材料や栄養を意識するようになります。
自分で炒め物をすれば、「このぐらい油を使うんだ」とか「どういう油がいいだろう」と考えます。
そうすることによって、食べるものを自分でコントロールできるようになっていきます。
 
さらに、料理をするようになると時間をより効率的に使うようになるというメリットもあります。
習慣化のうまい人の研究をしているのですが、いちばんのポイントは「何かを終える時間をきめているかどうか」です。
 
習慣化がうまい人は、仕事中はもちろん、起床から就寝まで、「何時に始めて、何時に終える」ということをしっかりと決めています。
そうすると、スケジュールにリズムが生まれます。
逆に、終わる時間を決めないと、ダラダラとやってしまうので効率は下がり、脳も疲れてしまいます。
 
料理は時間管理のトレーニングにはうってつけです。
買物や調理の段取り、片付けなど、手際のよさが求められます。
しかも生活のなかに「料理」という要素を組み込むと、生活のリズムも規則的になっていきます。
そうやって料理で時間管理ができるようになると、当然、仕事にも活きてくるわけです。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
また、人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
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