仕事中心の生活から脱却しよう

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仕事中心の生活から脱却しよう
 
普段使う手帳(オンラインのスケジュール帳も含めて)に、どんなことを書き込んでいるか、ちょっと振り返ってみてください。
おそらく、会議、会食、商談、出張、納期……スケジュールの多くは、こうした仕事関連の予定で埋まっているのではないでしょうか。
 
仕事中心のスケジュール管理をしているかぎり、睡眠や食事、余暇は、どうしても脇に追いやられてしまいます。
実際、手帳に睡眠や食事(仕事での会食以外)の時間を書き込んでいるビジネスパーソンはほとんどいないと思います。
 
仕事中心の生活を続けるかぎり、脳は疲れていく一方です。
 
食事中も、料理を味わうことなどそっちのけで、仕事のことばかりを考えている。
もっとひどくなると、スマートフォンやパソコンで、メールをチェックしたり、ネットニュースを読んだりしながら食事をする。
 
仕事やつきあいのために、起床や就寝時間が一定せず、生活リズムが不安定になってしまう。
 
こうした食事や睡眠を犠牲にする生活を続けていては、脳のパフォーマンスは決してよくなりません。
むしろ、日に日に脳も体もすり減ってしまいます。
 
そこで提案したいのは、「仕事中心の生活から卒業する」ということです。
そうすることによって逆に効率的に仕事ができるようになるのです。
 
仕事は、家事にくらべて終わりがハッキリしていません。
続けようと思えば、いつまでもダラダラと続けられてしまう。
その結果、長時間働く毎日が続いてしまうと、長期間働く元気がなくなっていきます。
 
一方、食事や睡眠を生活の中心に置けば、それが自然と「締め切り効果」として働きます。
 
たとえば、働くお母さんたちは、総じてテキパキと仕事をしています。
食事をつくる、洗濯をする、子どもの送り迎えをする、子どもと一緒に寝る。
働くお母さんの場合、1日のなかでやるべきことが決まっていて、その残りの時間で仕事を終えようという意識が働くので、自然と集中力が高まっていくわけです。
 
呼吸、瞑想、姿勢、睡眠、食事―― 一つひとつはかんたんなことばかりです。
これらを生活の中心に据えることが、結果的には、仕事のパフォーマンスを長期間にわたって最大化することにつながるのです。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
 
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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