「攻めの休養」をとろう

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「攻めの休養」をとろう
 
休養には、身体に負担をかけずにひたすら休む「消極的休養」と、心身を軽い活動状態にする「積極的休養」の2種類があります。
 
瞑想や睡眠は、「消極的休養」の代表です。
 
日本人は、消極的休養をとることも苦手ですが、積極的休養になると輪をかけて不得意なようです。
 
アメリカには、経営者の働き方を支えるエグゼクティブコーチという職業があります。
たまたまチャンスがあって、エグゼクティブコーチの方に話を聞くことができたですが、まず手をつけるのは「休みの予定を入れる」ことだそうです。
 
アメリカの経営者たちは、常に膨大な仕事を抱えていますから、放っておくと、いくらでも働き続けてしまいます。
しかし、それは結果的に仕事のパフォーマンスを大きく下げることになるので、エグゼクティブコーチたちは、何ヶ月も前から休み計画を組み込ませるのです。
これは「攻めの休暇」とも呼ばれています。
 
たとえば、マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツは1年に1回必ず「Think Week」という1週間を確保しています。
この1週間は絶対に仕事をしないで、じっくりと物事を考えたり、読書をしたりする時間にあてるのです。
 
消極的休養も積極的休養も、目的は同じです。
要するに、疲れた脳を休ませるということです。
脳を上手に休ませることが、長期的には疲れない脳をつくり、高いパフォーマンスで仕事を続けることができる。
情報過多、接続過剰の時代にあって、「休む力」を身につけることこそ、最大の能力開発であるといってもいいでしょう。
「疲れない脳をつくる生活習慣 より」
 
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脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
二本の神経線維で一単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
 
ビタミンB12は、もともと悪性貧血を防ぐビタミンとして知られています。
血液細胞が正常につくられるには、ビタミンB12が必要だからです。
それと同時に、脳神経系の働きにも深くかかわっています。
根本的な作用に目を向けると、ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
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