「空腹」が若返りスイッチをオンにする

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「空腹」が若返りスイッチをオンにする
 
ちょっとお腹がすいた……かな?
と思った時点で、すぐにキョロキョロと口にするものを探して、それが何かを意識することなく口に入れていませんか。
 
じつはこのようなクセは大問題です。
 
常に何かを口にして、お腹を消化のために使っているような状態では、カロリーのとりすぎで脂肪がたまるばかりでなく、体内の老化も進めてしまいます。
 
まずは、お腹がぐうっと鳴るくらい、しっかりと空腹を感じることにトライしてみましょう。
 
空腹を感じることにはメリットがたくさんある、ということが最新の研究によって明らかになってきました。
 
●長寿遺伝子のスイッチが入る
 
空腹でいる時間がある程度続くと、長寿遺伝子「サーチュイン」が活性化します。
サーチュイン遺伝子は、人が飢餓感を感じたときに活動を始め、老化やがんの原因となる、活性酸素の害から私たちの細胞を守ってくれます。
 
●細胞内のゴミの回収作業が進む
 
代謝のプロセスで生まれる細胞内のゴミを処理する「オートファジー」という働きが体内で高まります。
これにより、年齢とともに発症リスクが高まる、がんや加齢性白内障などのリスクを下げる効果も期待できます。
 
●成長ホルモンの分泌がアップ
 
成長ホルモンも空腹によって分泌アップします。
成長ホルモンは、傷んだ肌や筋肉、骨など全身を修復し、脂肪の燃焼を促し、免疫力を高めます。
 
空腹感は長生きスイッチをONにする。
空腹時以外の食事は老化を進める。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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