日本人女性はやせすぎで老ける

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日本人女性はやせすぎで老ける
 
あなたはいま、ちょっと増えてしまった体重をはかりながら「とにかく体重を減らさなきゃ!」と、食べる量を減らすダイエットをしようとしていないでしょうか。
 
やみくもにやせようとすると、老化は確実に加速してしまいます。
 
2014年に発表された、国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、女性で「やせ」の割合は、12.3%
つまり8人に1人が「やせ」で、これは1980年以降もっとも多くなったことが発表されました。
女性のやせ思考はわが国では深刻で、ホルモンバランスを崩したり、高齢者の場合は低栄養になるおそれがあるとして厚労省も「しっかり食事をとり、適度な運動を」と呼びかけています。
 
 やせて栄養状態が悪い人は、疲れやすく、常にイライラするようになり、記憶力も低下します。
骨粗しょう症リスク、不妊リスクも増します。
さらにそのリスクは次の世代にもおよびます。
やせて栄養状態が悪い母親から産まれる子は出世時の体重が低くなる傾向があります。
低体重児は、将来的に糖尿病にかかるなど生活習慣病リスクを抱えます。
 
 食事を減らすことによって体重を落とすと、体を若々しく保つために必須の「筋肉量」まで落ちてしまいます。
筋肉が減ると基礎代謝が低下し、「食べてもエネルギーを燃焼しにくく、リバウンドしやすい体」になってしまいます。
 
 また、最近になり、筋肉は、運動ホルモンである「アイリシン(irisin)」の産生を高め、このアイシリンは乳がんの予防と治療に役立つ可能性がある、という研究も報告されています。
 
 食事を減らして体重を落とすのではなく、筋肉を増やして体を活動的にするほうが、はるかに若々しさへの近道となるのです。
 
 行き過ぎた食事制限ダイエットでは脳も骨もやせていく。
 食事を減らすよりも筋肉を増やすべし。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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 「老化」と聞いたとき、どんな変化を思い浮かべますか?
顔のシミやシワ、老眼、体力の衰え……。
それらももちろん老化の1つですが、根本的な老化とは「血管が衰えること」です。
 
わかりやすく言うと、血管の衰えとは「動脈硬化」のことです。
動脈硬化とは、血管が「硬くなること」「狭くなること」「血栓で詰まりやすくなること」。
動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
 
ビタミンB12には、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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