「もやもや」や「グチ」はためこまず、こまめに吐き出す

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「もやもや」や「グチ」はためこまず、こまめに吐き出す
 
がんばっているのに、認めてもらえない。
 
理不尽なことをされたけれど、従うしかない。
 
うっかりミスで失敗してしまった。
 
こんなふうに「もやもや」したストレスを抱えたとき、あなたはどんなふうに対処していますか?
 
人に頼ることが苦手な人は、そんなときも自分だけで解決しようとします。
しかし、もやもやした気持やイライラ、ショックな感情を自分の中で抱えっぱなしでいるとどうしても、人は「どうしてこんなことを乗り越えられないのだろう」「いつまでもクヨクヨしてはダメだ」と自分を責めるようになってしまいます。
 
こういうときに本当に必要な対策は、満たせないあなたの思いをそのまま誰かに「受け止めてもらう」ことです。
 
どうしようもないことだとはわかっているけど、とにかく誰かに聞いて欲しい!そんなときは、迷わずグチを吐き出してしまうと、気持がすっきりします。
 
意外なことですが、宅配を持ってきてくれる顔見知りの人や、ご近所の人など、実際に抱えている問題とはほど遠い人に話して「大変ですね」「がんばってるね」などと言われるだけで気持が軽くなることもあります。
 
ただ、抱えている問題によっては、グチを言う相手を選ぶ必要があります。
相手が噂好きでおしゃべりな場合は、周囲に話の内容を広められ、後で困ったことになるかもしれません。
 
グチを言うときは、誰に、どのくらい吐き出すかを冷静に考えながら。
 
その技術は、何度も繰り返すうちに上手になってくるものです。
 
もやもやした思いは、抱え込むと自分を責める感情に変わる。
グチを言うときは、誰に吐き出すか、冷静に相手を選ぶ。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より
 
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ハーバード大学が20年にもわたって行なった調査によると、激しい怒りの後には、急性心筋梗塞狭心症などの心臓発作を起こすリスクが4.7倍まで急上昇するそうです。
 
ただ、血管に悪いとわかっても、怒りや嫉妬といった感情は自然に湧き上がってくるもの。
完全になくすということはできません。
避けることはできないのなら、湧き起こってきた怒りを以下に鎮めるか、ストレスが持続しないように、いかに発散するかが大事です。
 
カーッと頭に血が上ったとき、簡単にできるリラックス法が、息を吐くということ。
ふーっと腹式呼吸で息を吐くと、副交感神経の働きを強めてくれます。
 
オフィスでも、どこでもすぐにできるのでおすすめです。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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