オフィスの無駄話は無駄じゃない

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オフィスの無駄話は無駄じゃない
 
たわいもない話をすることは、目に見えない形で心を楽にしてくれるばかりでなく、実際に仕事の高率をよくすることがわかっています。
 
社会心理学の世界では、「雑談が生産性を向上させる」という考え方があります。
 
たとえば、聞いている人が会話している人の言葉や仕草を無意識に真似る「ミラーリング」をすると、互いの結束力が高まることがわかっています。
 
また、メンバーの誰かが楽しい気分でいると、他の人にも前向きな気持が伝染する「情報伝染」が起こり、職場の緊張を和らげるのに役立ちます。
元気になりたいときには、元気そうな人のそばに行き、おしゃべりするといいのです。
 
企画を出すよう指示されているけれど、一人で考えても何も浮かばない。
そんなときにも、雑談をする中で、ふとアイデアが“降りてくる”ことがあります。
 
このように、私たちが思う以上に、コミュニケーションの力は大きいのです。
 
そうはいっても、職場で人と密接に会話することがストレスになる場合もあります。
ランチタイムだけでも外に出て、屋外の空気を吸ったり空を見上げたりして、一人だけの時間を過ごすと、リフレッシュできます。
 
日中に太陽の光を浴びると、その刺激を脳が受け取り、夜にしっかり睡眠ホルモンのメラトニンが分泌し、深い眠りが導かれます。
ついでに10分間、周囲をウォーキングすれば、運動不足も解消できますよ。
 
雑談が仕事の生産性を高め、前向きな気持が
伝染すれば、職場が明るくなる。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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ハーバード大学が20年にもわたって行なった調査によると、激しい怒りの後には、急性心筋梗塞狭心症などの心臓発作を起こすリスクが4.7倍まで急上昇するそうです。
 
ただ、血管に悪いとわかっても、怒りや嫉妬といった感情は自然に湧き上がってくるもの。
完全になくすということはできません。
避けることはできないのなら、湧き起こってきた怒りを以下に鎮めるか、ストレスが持続しないように、いかに発散するかが大事です。
 
カーッと頭に血が上ったとき、簡単にできるリラックス法が、息を吐くということ。
ふーっと腹式呼吸で息を吐くと、副交感神経の働きを強めてくれます。
 
オフィスでも、どこでもすぐにできるのでおすすめです。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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