デトックス&抗酸化パワーで老化を予防「セレニウム」

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デトックス&抗酸化パワーで老化を予防「セレニウム
 
心身のストレスが多く、老化が心配。
魚をよく食べるので有害金属の蓄積が気になる、そんな人は「セレニウム」をとりましょう。
レニウムは強力な抗酸化力を持つほか、有害金属の排泄を促すミネラルとして注目されています。
 
レニウムは土壌中に含まれ、穀物や野菜などに吸収されます。
それらの食材を食べることで、私たちの体はセレニウムを取り込みます。
土壌中のセレニウムが豊富なほど、その地域に住む人の体内のセレニウム量は増えます。
ちなみに土壌中のセレニウムが低いのは、ヨーロッパ、米国、ニュージーランドや中国の一部の地域。
反対に高いのは、日本、タイ、台湾、フィリピンなどです。
 
1970~80年代には、体内のセレニウム量とガン発生率との関係が注目され、「土壌中のセレニウム量が少ないほどガンの発生率が高くなる」「血液中のセレニウム濃度が低い地域ほど女性の乳がん死亡率が高い」といった研究も報告されました。
また、1935年頃に、土壌中のセレニウムが少ない中国東北部の地域で、心臓の内側に損傷が生じ心筋症を引き起こす「克山病」が発生したことも話題に。
 
レニウムとがんリスク低減の関係については、セレニウムが「グルタチオンペルオキシターゼ」という強力な抗酸化成分の主要成分であることが一因ではないかとされています。
抗酸化作用が高いということは、活性酸素の害から全身を守る力が強いということ。
アンチエイジングミネラルとして重要なミネラルといえます。
 
レニウムは、このような抗酸化作用のほかにも、免疫力を高めたり、解毒力を高める作用も高いことがわかっていて、有害金属の「デトックス」のためにも重要です。
皮膚に含まれるセレニウム量が少ないと水銀蓄積量が多い、という報告もあります。
レニウムを多く含むのは、カツオやウナギなどの魚介類です。
 
レニウムは強力な抗酸化パワーを持つ
免疫力を高め、有害金属を解毒する作用も発揮。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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 筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1、神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸
 
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。
東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者の血中ビタミンB12は、通常の人より少ないそうです。
認知症患者に、ビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽くなると言われています。
 
老人の認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク(アミロイドβタンパク)合成、核酸合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、タンパク(アミロイドβタンパク)合成と核酸合成の両方に役立っています。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12や葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
一般にビタミンB群は、一つが欠乏するときには他のビタミンも欠乏していることが多いのです。
もちろん、すべてのビタミンが老化防止に必要であることはいうまでもありませんが、B類のビタミンB12、B6、葉酸は老化を防ぐうえでも、重要なビタミンとされます。
 
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