ふくらはぎマッサージは有効か?

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ふくらはぎマッサージは有効か?
 
男も女もむくんでいる人が多い。
そしてそれは、いい換えれば、私たちの人生が、日本の社会そのものがむくんでいるということです。
 
社会は人によって成り立っているわけですから、決して大げさな話ではありません。
血のめぐりが悪くなることで、人も社会も、文字通りの悪循環を起こしている。
むくみは、そうした停滞を知らせてくれる体のサインといえるのです。
 
では、血のめぐりが悪くなってしまう理由はどこにあるのでしょうか?
ひとつには、不規則な食習慣を挙げることができます。
 
ダイエットのために極端な食事制限をしたり、食べ過ぎたり、夜遅くに食事を摂ったり……こうした不摂生が重なると、血流はすぐに悪くなり、体はむくんでしまいます。
 
とはいえ、それがむくみの原因のすべてとはいえません。
 
では、運動不足や睡眠不足が原因なのか?
仕事や人間関係によるストレスが関係するか?
もちろん、それらも無視はできませんが、こうした原因をバラバラに見ていくだけでは肝心の要点が見えなくなってしまいます。
 
人はなぜむくむのか?
その根底にあるのは生き方であり、ライフスタイルなのです。
 
つまり、血流が滞っているように、人生もどこかで滞ってしまっている。
何かが邪魔をして、日常生活がスムーズに流れていかない。
そのうまくいかない流れから抜け出せないと、体だけでなく心もむくんでしまうのです。
 
――こうしたつながりが見えてくると、むくみを改善することの意味が変わってくるのではないでしょうか。
つまり、むくんだ場所だけを見て、それをなくすことばかり考えず、その背景にあるものにも目を向けるようにすることが大事なのです。
 
一般的には、むくみがひどいと「ふくらはぎをマッサージしましょう」とすすめられます。
それが悪いというわけではありませんが、むくんでいる場所をほぐすことだけとらわれても、その場しのぎの対処しかできません。
自分の生き方のなかに原因を見つけ出せなければ、対処方法にしかならないでしょう。
 
もちろん、いくら人生がむくんでいるといっても、自分の生き方をいきなり変えることは難しいと思います。
そんな大それたことを、提案したいわけではありません。
そうではなく、まずはむくみの原因である血流の停滞を改善することです。
 
「むくんでしまったな」と感じたら、むくんでいなかった頃、つまり血液がサラサラに流れていた頃に戻すことを考えましょう。
 
血のめぐりをよくするだけのことですから、それ自体は、人生を変えるような大がかりなことではありません。
それどころか、食べ方にしても、体の動かし方にしても、誰もが簡単に実践できます。
 
体全体に視野を広げて、まず血のめぐりを意識しましょう。
体が変われば心も変わり、結果として生き方も自然に変わっていきます。
むくみが取れて、身も心もスッキリした感覚が甦ってきます。
あまり難しいことを考えず、まずそうしたつながりをイメージしてください。
「人生を決めるのは脳が1割、腸が9割! より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
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