あなたの「心」が、あなたの「行動」を決める
習慣は日々の行動が、積み重なってできるものです。
ですから、多くの人は、なかなか習慣を変えられません。
というより、変えようとしません。
ところが、たいていの人は、大きな病気をすると、習慣が変われます。
心がけが変わるからです。
大きな病気をしたということは、それだけ体に大きなダメージを受けてしまっていることでもあります。
本当は、その前に、なんとか変わってほしい。
これまで、脳卒中で倒れた人を多く見てきました。
その中には、思い後遺症で大変な思いをされている人もいます。
不幸にも亡くなった人もいます。
後遺症もなく、何事もなかったかのように生活している人もいます。
患者さんを診て思うのは、やはり、脳卒中にはならないほうがいい、ということです。
それには、行動のもとになる“心”を変えるしかないと思います。
「お酒を飲み過ぎる」「タバコをやめられない」「食べ過ぎる」「無理して運動する」「仕事をし過ぎる」「ストレスがあり過ぎる」……どれも「脳卒中のリスク」をつくる悪い習慣です。
もちろん、仕事やストレスは、避けられないという面もあるでしょう。
しかし、「きちんと休養する」「心を穏やかにする」ことで、偏ったバランスをある程度戻すこともできるはずです。
それを偏ったままにしておくのも、あなたの“心”が、それを直そうとしないからなのです。
「脳卒中にならない、負けない生き方 より」
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脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
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