自然は副交感神経の強い味方

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自然は副交感神経の強い味方
 
人間は、五感で生きています。
ですから、視覚・嗅覚・聴覚をどう味方につけるかでも人生は本当に変わってきます。
特に水、香り、音、自然は、すべて副交感神経の強い味方です。
たとえば、時々、アドバイスさせていただいているプロゴルファーの横田真一選手は、ギリギリのプレッシャーがかかった瞬間、「芝の匂い、風の匂い」を見方にして、自律神経を整え、結果、見事に13年ぶりの復活優勝を遂げました。
 
そんなふうに、何かに追い詰められた気持ちになったとき、ここぞという勝負のとき、あるいは気分がくさくさしているとき、そういうときはぜひ、空を見上げ、風や花の香りをかいでみてください。
いい緊張感でも悪い緊張感でも、人はそのとき、我を見失ってしまいます。
緊張感が強いと、目の前しか見えなくなり、ほとんど呼吸もしていない状態になります。
ですから、他に意識を向けることが大切なのですが、そのときに自然の力を借りると、無理せず視野を広げることができるのです。
 
そうすると、自律神経が整うだけでなく、「ああ、人間は一人で生きているのではない。自然とともに生きているんだなぁ」ということにも気づかされ、心が安らかになり、きっと、元気も沸いてきますよ。
「「これ」だけ意識すればきれいになる。 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、ビタミンB12は、葉酸をはじめとするビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒に摂ることが望ましいとされています。
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ビタミンB12は細胞の生成にとって重要な、核酸(DNA)とたんぱく質の合成に関わっているため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
 
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