天気痛チェックリスト

イメージ 1
天気痛チェックリスト
 
「天気痛」とは、「慢性痛」に「天気」が絡んだ複雑な痛み
 
天気痛とは、天気の影響を受けて生じたり、悪化したりする慢性の痛みをさします。
 
言い換えれば、「他人には理解してもらえない慢性の痛み」に、「天気という自分ではどうすることもできない要素」が絡んだ、複雑な痛みが天気痛です。
 
ただし、慢性痛に悩まされている人がみんな天気痛になるかといえば、そうではありません。
同じような慢性痛、たとえば片頭痛、あるいは関節リウマチによる関節痛などがあっても、天気の変化によって痛みが大きく変わる人とそうでない人がいるのです。
 
この違いは、いったいなぜ生じるのでしょうか?
 
違いの根本には、天気を感じるセンサーの敏感さの違いがあると、考えています。
天気痛のある人はそのセンサーがほかの人よりも敏感なのです。
 
また、天気痛には男女差があって、患者さんの8~9割は女性です。
もともと女性の方が自然への感受性が強く、天気の影響を受けやすい傾向があるのかもしれません。
 
天気痛チェックリスト
 
自分が天気痛かどうか、あるいは天気痛になる可能性があるかどうかは、慢性痛があることに加えて、以下のようなリスク要因の有無で、ある程度判断できます。
以下の項目で思い当たることがありますか?
 
□ なんとなく、雨が降りそうだとわかる。
□ 季節の変わり目は具合が悪い。
□ 寒さが苦手。冷え性だ。
□ 乗り物酔いしやすい。飛行機や新幹線が苦手。高いところが苦手。
□ 耳鳴りしやすい。耳抜きが苦手。
□ 過去に首を痛めたことがある。事故やスポーツでケガをしたことがある。
□ ストレスが多い
 
当てはまる項目が多いほど、リスクが高いと考えていいでしょう。
ただ、当てはまる項目があるからといって、天気痛になるとは限らない点にも注意してください。
 
人は自分が「重病かもしれない」と思うと、それだけで本当に具合が悪くなったり、やせたりしてしまうことがあります。
天気痛も同様で、自分は「天気痛だ」と思うと、それまでは雨が降ってもなんともなかったのに、急に具合が悪くなったりすることがあります。
心が天気痛を作ってしまうのです。
それを防ぐには、正しい知識を得て、自分の状態をできるだけ客観的に、冷静に判断することが大事です。
 
そして、天気痛の可能性が高いと判断したときは、早めに信頼できる医師に相談してください。
天気痛は、放っておけば身体と心が反応し合って負の連鎖を起こし、悪化していきます。
痛みがどんどん複雑なものになってしまうのです。
そうなる前に、できるだけ早いうちに治療に取りかかれば、それだけ早く天気痛から脱することができます。
「天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれにもおすすめです。
 
ビタミンB12の働き
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!