嫌なことは「断る勇気」で

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嫌なことは「断る勇気」で
 
ストレスから自分自身、自分の脳を解放する方法を考えましょう。
 
アドラーの教えを対話形式で紹介した岸見一郎氏の『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)がミリオンセラーになりました。
アドラー流に言うなら、ストレスからの解放には「断る勇気」が大事だと思います
 
何かを頼まれたときに、つい「はい」と何でも請け負ってしまう人はストレスをため込みやすいものです。
そういう人は、「いい人だったんだけどねー」と言われつつ、早く死んでしまうなんてことにもなりかねません。
 
「憎まれっ子世に憚る」ではありませんが、多少嫌がられようと、嫌なことからは適度に距離を取るために断る勇気が必要です。
 
会社では大して仕事ができない人が家に帰るといいパパ、ママだったりすること、よくありますよね。
そういう人は、実は仕事ができないわけではなく、自分にとっての優先順位が明確なのでしょう。
仕事で余計なストレスを抱え込まないように、適度な距離を保つことがうまいのかもしれません。
 
逆に仕事が生きがいという人もいます。
そういう人にとっては、家庭でいいパパ、いいママ、いい夫、いい妻でいることよりも、仕事にまい進したほうが、ストレスがなく幸せなもの。
仕事が楽しくて家庭を顧みる暇がないという人、結構います。
 
優先順位は人それぞれです。
自分なりの優先順位を決めて、好きなことはとことんやり、嫌なことは断る――
 
ごく当たり前のことですが、それができない人は多いように思います。
ときには断る勇気を持たなければ、ストレスが膨れ上がっていろいろな病気になったり、最悪の場合、突然死に至ります。
嫌なことを押し付けられそうになったら、「ストレスを増やしてまで引き受けなければいけないこと?」「ほんまに必要?」と、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
 「90歳まで元気で生きる人の7つの習慣 より」
 
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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12は胃液からつくられる糖タンパクと結合して吸収されます。
この糖タンパクが内因子と呼ばれるものですが、胃の病気、胃粘膜に障害がある人は内因子がつくられず、ビタミンB12が吸収されなくなります。
しかし、ビタミンB12は大量に摂ることで浸透圧の原理による押し込み効果によって胃の内因子と関係なく吸収されることが分かっています。
吸収率を高めるビタミンB12摂取量の目安は1000μg(マイクログラム)以上と考えられています。
また、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
 
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