寝不足のときこそ早起きを!

イメージ 1
寝不足のときこそ早起きを!
 
7時間睡眠が理想的というと、「では夜遅く寝ても、7時間眠ればいいのでは?」とよく聞かれます。
深夜3時に寝て朝10時に起きても7時間睡眠はクリアできます。
しかしながら答えは「ノー」です。
 
成長ホルモンは寝入りばなのもっとも深い眠りのノンレム睡眠時にピークを迎えますが、夜遅く寝たのでは、成長ホルモンの分泌がかなり減ってしまいます。
なぜなら、体内時計でコントロールされている浅い眠りのレム睡眠は夜明けが近づくにつれ多く出るため、ノンレム睡眠と拮抗して、深い眠りが十分に得られないからです。
 
二大アンチエイジング・ホルモンの成長ホルモンとメラトニンの働きを存分に享受したいなら、日付が変わる午前0時までに寝て、朝7時に起きること。
可能なら、23時に寝て、朝6時に起きるのが理想的です。
習慣化すれば、加齢による毛細血管や性ホルモンの減少を十分に補うことができます。
 
ときには、さまざまな事情で夜更かしせざるを得ないこともあるでしょう。
寝不足の朝は起きるのがつらいものです、
時間の調整がつけばお昼まで寝ている人も多いはず。
しかし、ここはあえていつもと同じ時間に早く起きて太陽の光を浴びてください。
遅くとも、8~9時には起きて、朝の光を浴びましょう。
 
生体リズムは24時間11分ですが、朝日を浴びることによって11分がリセットされ、同時に睡眠を促すメラトニンのタイマーがかかり、夜に分泌されます。
起床時間が遅くなるとメラトニンの分泌はどんどんズレ込み、昼夜逆転してしまうのです。
 
いったん体内時計のリズムが乱れれば、1時間の時差を修正するのに約1日かかります。
しかも、体内時計のズレは年をとるほど修正に時間がかかるようになるので、なるべく時間を置かずにズレを解消するのが肝腎です。
 
夜型の人は多少睡眠不足になっても、とにかく早起きしていれば、自然と早寝になりますよ。
自分の意思で眠るのは不可能ですが、起きることはできるはずですから。
「「毛細血管」は増やすが勝ち! より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、悪性貧血のみならず神経や免疫系にも効果があることが明らかになり、高齢者のうつや認知症の予防等に利用されています。
高齢者が理由のはっきりしない神経症状を呈したら、ビタミンB12の欠乏を考えるべきだという学者もいます。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!