遅い時間の食事で太るのは肥満タンパクのせい

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遅い時間の食事で太るのは肥満タンパクのせい
 
夕食は18から19時にとる、これが理想です。
というのも、夜は朝までの飢餓状態に備えて「肥満タンパク」が増えるのです。
肥満タンパクとは、体内時計をコントロールする「ビーマル1」という時計遺伝子によってつくられるタンパク質なのですが、脂肪合成を促し、体を脂肪ためこみモードにします。
同じカロリーでも昼より夜に食べるほうが脂肪になりやすいのはビーマル1のせいなのです。
 
また、睡眠中はコルチゾールというホルモンが余分な脂肪を分解してくれているのですが、遅い時間に食事をすると血中に十分栄養があるため体脂肪が使われず、「寝ながらダイエット」の恩恵が受けられなくなります。
それは誠にもったいないことですね。
 
遅くとも21時までには夕食をすませてください。
寝るのが遅くなりそうにときは、18時までに主食を食べて、20時以降におかずを食べる分食がお勧めです。
 
3時のおやつは正しかった
 
「3時のおやつ」は、実に理にかなっています。
というのも、脂肪合成にかかわる肥満タンパクのビーマル1は、12時から15時頃にもっとも減少するので、この時間は甘いものをとっても太りにくいと考えられるのです。
 
ただし、昼食にごはんなどの炭水化物をとっていれば、脳のエネルギーとしては十分。
仕事や勉強で脳を酷使する人でも、5~6時間はもちます。
 
また、食後3~4時間くらいすると食べ物が消化されて空腹状態になりますが、このとき、血糖値を上げるために成長ホルモンが分泌されます。
ただし、空腹の時間が長すぎると、ストレスホルモンのコルチソゾールが出てくるので、食事と食事の間は5時間くらいおくのがベスト。
つまり、1日3食で間食なしがいちばん理想的なのです。
 
おやつは毎日の習慣にせず、ごほうびや気分転換として位置づけるのが賢明です。
 
1日ひと粒の梅干しを
 
平安時代から食されてきた日本の伝統食・梅干し。
あの小さな実には数々のパワーが秘められているのをご存知ですか?
 
強力な抗菌作用をもち、豊富なクエン酸で血液をサラサラにして、酸性に傾きがちな血液を弱アルカリ性にキープ。
毛細血管の健康を保つことにもなります。
乳酸菌が腸内の善玉菌を増やしてくれるほか、解毒作用や胃がん抑制作用があることも確認されています。
消化を助けます。
「「毛細血管」は増やすが勝ち! より」
 
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
 
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもおすすめです。
 
ビタミンB12について?
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