ホルモンを操れば、120歳まで生きられる?
老化には2種類あるのをご存知でしょうか?
一つは生理的な老化、もう一つは病的な老化です。
残念ですがこればかりは最新の現代医学でも制御できません。
生命活動をする上でエネルギーをつくり出すことは必須ですから、その産生過程で生まれるフリーラジカルは「生きている」ということの証でもあり、それによる老化は生理的な老化と呼ばれるわけです。
もう一つの、病的な老化というのは根幹に存在する生命活動とは少し別の視点で発生するものです。
病気による老化の進行も含みますが、そのほか、紫外線の照射、酸化した食べものの摂取、睡眠不足、ストレス過多の生活など、要するに生活習慣に根づいた老化現象を意味します。
別の言い方をすると、ごく当たり前の日常生活からちょっと逸脱するような、体に負担がかかるような行為によって起こる老化だと思ってください。
その意味では、生理的老化をこえた不要な老化であり、生活スタイルを改めることでかなり防ぐことができるのです。
つまり、現代では医学の進歩に伴い加齢(老化)を制御できる時代になったとも言えます。
同じ世代の人たちでも、比べた時に「老化の度合い」がずいぶん違うものですが、アンチエイジング系のホルモンの分泌具合を軸として考えると、「違い」がわかりやすいでしょう。
まずは、成長ホルモンやメラトニンを体内でフル活用することを意識して生活することで、ホルモンの制御ができる人、つまり老化が進まず、若々しいままの人に至る道へと進むことができるのです。
もしも仮に病的な老化をすべて制御できたとしたら、私たちは120歳くらいまで生きられるとも言われます。
しかも、ただ寿命を延ばすだけでなく、健康である時間、健康寿命を延ばすことが可能になるのです。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12について?
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