筋力をつけるとDHEAが増える

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筋力をつけるとDHEAが増える
未知の力があるホルモン
 
女性ホルモンを一定に保てれば、腰痛やひざ痛を防ぐことができます。
 
そもそも女性ホルモンはDHEAが元です。
 
したがって、DHEAを減らさないような方法が理想的です。
 
DHEAを直接的に増やす方法は難しいのですが、運動によって増える、ある程度の筋肉をつけると増えるということが判明しています。
 
中でもとくに下半身を鍛える運動が、より効果的です
 
これには筋肉の構成が関係しています。
 
私たちは全筋肉の70%くらいが下半身にありますので、運動で筋肉を使うことによって性ホルモンが消費された結果、DHEAを生み出す活動が活発化されます。
 
男性も女性も、世代を問わず規則的な運動が必要なのは、DHEAという性ホルモンの分泌が、私たちの活動エネルギーを生み出すためには不可欠だからです。
 
スクワットやウォーキングを提唱するのは、ここにあります。
 
逆にハードワーク、例えばプロスポーツ選手と同じような運動をやってしまうと、強いストレスになります。
 
ストレス過多時にはコルチゾールが出ますが、このコルチゾールがDHEAを浪費してしまいます。
 
だから過度にならない範囲、自分の心拍数で言えば通常よりも2、3割増し、この程度の運動を遵守してください。
距離や回数を他人と比べる必要はありません。
 
それと、コミュニケーション・ホルモンの代表格でもあるオキシトシンが、じつは「記憶力をアップする」という研究論文も出ています。
 
そもそもは母性や愛情が育まれつつ、お互いを信頼する気持ちが高まるというのがオキシトシンの基礎力ですが、その中で記憶力を活性化する力があるということが報告されつつあります。
ホルモンには、まだまだ未知の力があるというわけです。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
 
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物忘れとは、脳は、体の機能全般をコントロールしている司令塔ですが、加齢とともにその働きは衰え物忘れの症状が出てきます。
脳血管の動脈硬化を放っておくと、血液循環が悪くなって脳細胞の動きが低下し、記憶力や思考力などが鈍り物忘れがはじまります。
40歳を越えた頃から「ど忘れや物忘れが激しくなった」「人の名前がなかなか思い出せなくなった」などと物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれです。
 
物忘れに関して脳の機能を活性化する重要な栄養素がビタミンB12です。
脳の神経細胞は約140億個といわれ、25歳を過ぎると1日に10~20万個ずつ死滅していきます。
死滅した神経細胞は2度と再生されず物忘れもひどくなります。
しかし、死滅した神経細胞は元に戻らなくとも、神経の通り、すなわちネットワークをよくすれば、低下した機能を補い、さらには高めることができ物忘れも改善されます。
物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。
ビタミンB12は、アセチルコリンを活性化して神経伝達をスムーズに行う働きをもっています。
また、アルツハイマーの脳ではアセチルコリンが減少していることから、アセチルコリン不足がアルツハイマーのひとつの原因とも考えられています。
 
アセチルコリンの合成にはコリン、ビタミンB1、ビタミンB12などがかかわっています。
同時にこれらの栄養をとることが、アセチルコリンを増やすことにつながるわけです。
通常、コリンはレシチン(フォスファチジルコリン)のかたちで、食材から摂取されます。
レシチンは、とくに脳の神経細胞の細胞膜にはたくさん含まれていて、多彩な働きをしています。
血液にのって運ばれる栄養の細胞内へのとり込みや細胞内の老廃物の排出、神経伝達物質の放出や情報ネットワークの形成といった、脳の機能全体に深くかかわっています。
「脳の栄養素」と呼ばれるレシチンを多く含んでいる食品の代表は「卵黄」です。
 
ビタミンB12について?
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