笑い転げることも大事

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笑い転げることも大事
 
笑いはリラックス神経である副交感神経を高めると言われています。
 
冷静に演じることが大事なのと同様に、笑いも演じてみることが大事です。
 
意識的に笑うことで、意識的に副交感神経を高めるのです。
 
いくつか副交感神経の高め方の方法はありますが、これはテクニックです。
技術です。
 
意識して副交感神経を高め、血管のストレスを取る。
そして、それを日常に取り入れ、ライフスタイルに溶け込ませる。
そうすると、無意識のうちに副交感神経が高まっている状態を常につくり出すことができます。
つまり、血管強化の習慣を、ライフスタイルに定着させることができます。
 
笑いは、ココロのストレスも取り除いてくれます。
笑の少ない生活はココロのストレスを増幅させ、うつのような状態になってしまうこともあります。
 
実は、うつ病の人には心臓血管病になる方が多いという報告があります。
なんと、うつ状態の人が心臓血管病になるリスクは、そうでない人の約8倍から9倍と言われています。
そして、その逆もしかり。
つまり、一度心臓血管病を起こした人は、うつになりやすいと言われているのです。
そして、そのような方は再発しやすいとも。
 
とくに、一度血管病を起こした人は血管のストレスが緊張し続けているので、ちょっとした神経バランスの乱れで再発しやすいのです。
 
心臓血管病とうつには、深い関係があったわけです。
 
笑いはネガティブなココロをポジティブに変えてくれます。
ネガティブなマイナス思考に陥りがちなA型気質の人に、笑いはきわめて有効と言えます。
 
血管強化のために、あえて笑って神経のバランスを整えましょう。
 
また、副交感神経を高めることは、血管をリラックスさせるだけでなく、免疫力も高めてくれます。
 
つまり、風邪などをひきにくいカラダになれるわけです。
 
NK細胞と呼ばれる免疫に関する細胞があります。
ある実験で、笑を続けていると、その前後でNK細胞の数が増加したというのです。
 
血管強化のために行なう方法が、結果的に免疫力もアップしてくれる。
まさに一石二鳥ですね。
「強い血管をつくる5つの習慣 より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
また、B群は、体内で起こっている「酸化」の抑制にも間接的に関わっています。
B群は体中の細胞の正常な代謝活動を助ける「補酵素」として、欠かせない存在なのです。
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
 
ビタミンB12について?
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