口はいくつになっても鍛えられる!「パタカラ体操」でむせを防止

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口はいくつになっても鍛えられる!「パタカラ体操」でむせを防止
 
 いつもどおり、お茶を飲んでいただけなのに、突然むせて咳込む。
「気管に入ってしまったかな?」なんて思うことがありませんか?
以前よりも「むせ」が気になるようなら、のみこむための筋力が落ちているのかもしれません
 
心配な人が増えているだろう「誤嚥」は、本来、食道へ送らなければならない唾液や飲み物、食べ物が、誤って気管に入ってしまうことをいいます。
正常な状態ならば、食べ物がのどの奥へ送られると喉頭と呼ばれる部分が気管をふさいでくれ、食べ物は食道にしか移動しません。
 
しかし、この機能は加齢で衰えます。
噛む力、飲み込む力が低下して誤嚥を引き起こすのも、オーラルフレイルの症状の1つです。
そのサインである「むせ」に気づいたら、食事はゆっくりと、細かく噛みつぶすことを意識して食べましょう。
 
そして、以下のような口の体操も試してみてください。
「パ・タ・カ」テストを応用したもので、唇と舌の力を鍛えることができます。
 
早く、はっきりと発音することが効果につながるので、早口言葉にトライするのもおすすめ。
上達の度合いを家族や友人と競い合うのも楽しいと思います。
 
また好きな詩や小説のフレーズを朗読したり、大きな声で歌ったりするのも有効。
鼻歌より、もっとボリュームを上げましょう。
友達同士でカラオケに行くのも、立派なオーラルフレイル対策になります
「東大が調べてわかった衰えない人の生活習慣 より」
 
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 筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがビタミンB1、神経伝達物質の生成に働くのがビタミンB6、そしてビタミンB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
 
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は細胞の生成に重要な核酸たんぱく質、認知機能と関係が深く、また、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きがあります。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
ビタミンB12について?
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