耳がかたいときはエネルギーが弱まっている

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耳がかたいときはエネルギーが弱まっている
 
耳の形は腎臓の形と似ています。
耳は二つ、腎臓も二つです。
東洋医学では、耳は腎と深いつながりがあるとされる部位で、腎の状態が耳にあらわれ、耳がかたいと疲れから腎が弱っていると考えます。
 
腎は生命エネルギーがたまっているところで、腎のエネルギーが空っぽになったときに人は亡くなると定義されている大事な場所です。
水を入れた袋で、水風船のような弾力があって、かたいけれども柔軟であるものとされています。
水が少ないとひび割れが生じます。
耳は腎をあらわしています。
耳は柔らかいのが理想です。
 
耳が本当にやわらかいのは5歳児くらいまでですが、耳を根元から前に倒したときに、自然に折れて痛みもなく、手を離せば耳が自然に戻る、耳に柔軟性のある人はとくに問題ありません。
これが仕事などで疲れ果てていると、耳がカチカチにかたくなっていて折り紙のようにパキンと折れ、けっこうな痛みが出ます。
そんなときは腎が干からびてきて、生命エネルギーが弱まっています。
 
腎の潤いがなくなると、腰痛も起こります。
これは、水の柱となって腰部にある腎がカチカチになり、腰を曲げるときにバキバキと割れるためです。
耳がかたい人は、多くの場合、腰痛をもっています。
 
耳を前に倒したり、耳を引っぱったりして、痛みがないかをチェックしましょう。
痛いときには「耳マッサージ」をし、耳をやわらかく保つようにします。
 
とくに気をつけたい人は、耳の小さな人です。
腎が大きければ生きる力が旺盛です。
耳が大きい人は腎も大きく、生まれつき強い力を持っていると考えられます。
「福耳」というのは、腎が大きく強い人をあらわすものなのです。
 
しかし、耳が小さい人は、もともとの腎の力が弱いので、何をしてもバテやすく、ミスもしやすくなります。
常に耳をやわらかく、腎を大切にすることが必要です。
 
【疲れやストレスを解消する「耳マッサージ」】
 
 腎と深い関係にある耳は、やわらかくしておきましょう。
「ぎょうざ」と「しゅうまい」は耳のかたさのチェックにもなり、マッサージ効果もあります。
気づいたときに行うといいでしょう。
 初めは痛いという人も、続けるうちに耳がやわらかくなり、痛みもなくなります。
体のバランスが悪かったり、これからバランスがくずれそうだというときには、左右の耳で痛み方が違うことがあります。
そのときは痛いほうをゆっくりと丹念にマッサージします。
耳が温かくなり、ジーンとすることがたいせつです。
 耳には、いろいろな臓器につながるツボもあり、マッサージをすることでツボが刺激を受け、体のバランスがととのいます。
耳のツボは即効性が高く、マッサージをすることで胃の痛みがおさまるなど、すぐに効果があらわれるのが特徴です。
フランスでは、耳たぶに鍼を打つストレスの解消法が行われています。
 
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「深い疲れををとる自律神経トリートメント より」

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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。
 
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞の生成にとって重要な核酸(DNA)・たんぱく質の合成や末梢神経(手足)、 中枢神経(頭)、認知機能に関わりがあるため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12の働き
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