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爪の縦線、横線は疲れのあらわれ
爪が健康状態をあらわすことはよく知られていることです。
東洋医学では、爪は肝の状態をあらわすとされています。
肝は血をため、めぐらせる働きをしていて、疲れやストレスの影響を受けやすいところです。
つやのあるきれいなピンク色の爪であれば、肝が正常で、血も十分に全身にめぐっている状態です。
肝の状態が悪くなると、爪の形や色が悪くなったり、もろくなったり、筋ができたりする異常が起こります。
爪に縦の線が入るのは疲れのサインです。
老化のあらわれでもあります。
うっすらした線ならあまり問題ありませんが、線の溝が深くなったり、数が多くなったりして表面がガタガタしてきたら、ストレスがたまって気・血の流れが悪くなっている状態です。
十分な睡眠がとれないなど、1ヵ月ほど疲れがたまるとそのような線が出てきやすくなります。
まずは、よい睡眠をとりましょう。
さらに疲れがたまると、爪の根元から黒い線が出てきます。
この線が出てきたら相当疲れています。
しっかり休み、肝の状態をととのえることが必要です。
はっきりした黒い線だとメラノーマ(悪性黒色腫)の可能性もあるので注意しましょう。
濃くなっていったり広がっていくような場合には、一度皮膚科を受診しておくと安心です。
横の線は、栄養不足のサインです。
爪が作られるときに血が足らないと健康な爪ができず、そこが筋になってしまうのです。
疲れの影響もあります。
また、爪の色からも体の状態を知ることができます。
色が白っぽくなっているときは血が足りない貧血状態、黒っぽければ血が停滞してしまった瘀血の状態です。
赤みが強いときは、熱がこもった状態で、血圧も高くなっているでしょう。
紫色なら肝の衰えに加えて、冷えから腎の働きが落ちていると考えられます。
色の変化にも注意してみましょう。
「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」
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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。
細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。
ビタミンB12の働き
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