頭をすっきりさせる「胸鎖乳突筋つまみ&首体操」
頭をすっきりさせる「胸鎖乳突筋つまみ&首体操」
首がこっていると、脳に血がまわりません。
血がいかないことで、頭がすっきりせず、考えもネガティブになります。
うつは、首のこりから始まります。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は、首の動きをつかさどっている板状の筋肉です。
近くには頚動脈が通っていて、胸鎖乳突筋がかたくなると血のめぐりが悪くなります。
首にぺたんとついているこの筋をつまんで、首から頭への血のめぐりをよくしましょう。
首のこりもとれ、目もすっきりします。
胸鎖乳突筋の周囲にはツボも何ヵ所かあるので、マッサージがツボの刺激にもなります。
首体操は、首を前後左右に傾け、回して、経絡を伸ばす本当に簡単なストレッチです。
傾けづらい方向があったら、逆側の楽に傾く方向に1分ほど傾けておきましょう。
筋肉がゆるんで反対方向にも傾くようになるはずです。
伸ばすと痛いほうに重点をおいて行ってしまいそうですが、無理に倒そうとすると、痛みの刺激でかえって筋肉が収縮してしまいます。
無理は禁物です。
寝違えは、手とひじのツボで治す
ふとした動作でも首が痛んで、とてもつらく煩わしいのが寝違えによる痛みです。
なかなか治らずに、何日も続くこともあります。
傷む部分を直接刺激してほぐしたくなりますが、いきなり、首筋をもんだり、押したりするのは控えましょう。
まず痛む場所から離れたツボを使って少し状態をよくし、そのあとで痛む部分を刺激するのが効果的に痛みをとる秘訣です。
寝違えに効果のあるツボは四つ、「合谷(ごうこく)」「後渓(こうけい)」「曲池(きょくち)」「天井(てんせい)」です。
おかしくなってしまった経絡がどこかによって使うツボが変わります。
まずは自分の寝違えがどのツボを使うタイプなのか知ることが必要です。
それぞれのツボを押しながら、そっと首を動かしてみましょう。
いちばん首が動かしやすかったツボが、その寝違えによく効くツボです。
タイプのツボがわかったら、押しながら首を無理しない程度に動かします。
痛い側だけでなく、左右どちらの手のツボも押して行うとバランスがとれます。
最後に、胸鎖乳突筋つまみをすると、だいぶ楽になるはずです。
この胸鎖乳突筋つまみを寝る前にして首筋をほぐしておくと、寝ている間に首がガチガチにこるのを防げます。
旅先で枕が変わり眠りづらいときなどに効果大です。
「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれにもおすすめです。
ビタミンB12の働き
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