深い呼吸が自律神経のバランスを整える!

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深い呼吸が自律神経のバランスを整える!
 
深い呼吸は体調を改善してくれます。
 
日々、無意識のうちに行っている呼吸が、吐く「呼気」と、吸う「吸気」からなっているのは言うまでもありません。
では、呼気と吸気はどちらが先でしょうか?
 
鶏と卵のような話ですが、「呼吸」というくらいですから、息を吐くことから始まり、吸って終わります。
 
吐く力が弱く呼気が少なければ、吸気はその分、浅くなりますから、呼吸が浅い人の体は、酸素が全身に行きわたりにくくなっています。
 
肺は、重要な排泄器官でもあります。
息を十分に吐くことで体の老廃物を捨てることができます。
 
呼気には副交感神経が、吸気には交感神経が関わっています。
深い呼吸をすることで副交感神経に働きかけ、交感神経が活性化するモードから休息モードに体を変え、ストレスをやわらげます。
 
また、背中や首回りが刺激されることで、「体が若くなる仕組み」である褐色脂肪細胞が活発化します。
すると、軽いだるさ、肩こりはすぐに解消します。
 
指先にまで血液のめぐりが良くなるので、冷え性にも効果があります。
 
《深い呼吸で体を整えよう》
 
「吐く(呼気)」→休息モード
・口から吐く。
・副交感神経を刺激する。
・体の老廃物を捨てる。
 
「吸う(吸気)」→活動モード
・鼻から吸う。
・交感神経を刺激する。
・酸素が全身に行きわたる。
 
深い呼吸で自律神経を整えると……
 
1.「体が若くなる仕組み=代謝」がスムーズに動く。
2.褐色脂肪細胞が活発化→だるさ、肩こりの解消。
3.血液のめぐりが良くなる→冷え性の解消。
50代からの「老いない体」のつくり方 より」
 
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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12の働き
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