「腹式&鼻呼吸」が、脳を健康にする!

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「腹式&鼻呼吸」が、脳を健康にする!
 
呼吸では「呼気」が大切です。
ポイントは、吸気の2倍くらい吐くことです。
 
このとき、背筋を伸ばして、おなかをへこませたりしながら「鼻呼吸」で行います。
 
これが「式&鼻呼吸」です。
 
式&鼻呼吸」の習慣は、横隔膜を強化し、呼吸力を高めます。
心肺機能も向上して血液のめぐりが良くなり、栄養分や酸素、ホルモンが体のすみずみまで送られます。
 
ストレスと闘う「ストレスホルモン」の過剰分泌も抑えられます。
 
それと同時に、「若返りホルモン」と言われる成長ホルモンやDHEAの分泌レベルも上がります。
 
また、鼻から吸い込んだ空気が脳を刺激します。
酸素を送り込んだり、体温を安定させたりして、脳の健康状態を保ちます。
 
ところが「口呼吸」になっていると、口からさまざまなウイルスや細菌が侵入してきます。
結果的に、風邪を引きやすくなり、免疫力の低い体になってしまいます。
 
口呼吸だと、あごや口元の筋肉がゆるんで、だらしないフェイスラインの原因にもなります。
 
《美容と健康は「式&鼻呼吸」で!》
 
姿勢を正しく!
吸う時間の2倍の長さで吐く。
 
1.「呼気」背筋を伸ばしておなかに手を当てる。
おなかをへこましながら、鼻から少しずつ、しっかりと息を吐ききる。
2.「吸気」おなかをふくらませながら、鼻から少しずつ息を吸う。
おなかの底に空気をためていくようなイメージで!
50代からの「老いない体」のつくり方 より」
 
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物忘れとは、脳は、体の機能全般をコントロールしている司令塔ですが、加齢とともにその働きは衰え物忘れの症状が出てきます。
脳血管の動脈硬化を放っておくと、血液循環が悪くなって脳細胞の動きが低下し、記憶力や思考力などが鈍り物忘れがはじまります。
40歳を越えた頃から「ど忘れや物忘れが激しくなった」「人の名前がなかなか思い出せなくなった」などと物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれです。
 
物忘れに関して脳の機能を活性化する重要な栄養素がビタミンB12です。
脳の神経細胞は約140億個といわれ、25歳を過ぎると1日に10~20万個ずつ死滅していきます。
死滅した神経細胞2度と再生されず物忘れもひどくなります。
しかし、死滅した神経細胞は元に戻らなくとも、神経の通り、すなわちネットワークをよくすれば、低下した機能を補い、さらには高めることができ物忘れも改善されます。
物忘れに関する神経伝達物質の中で記憶と学習にかかわっているのはアセチルコリンで、このアセチルコリンはコリンと酵素を原料にしてつくられています。
ビタミンB12は、アセチルコリンを活性化して神経伝達をスムーズに行う働きをもっています。
アルツハイマー認知症の患者の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
ビタミンB12の働き
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