冬の「乾燥肌」には、「1日1個のみかん」が効く

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冬の「乾燥肌」には、「1日1個のみかん」が効く 
 
冬の乾燥した空気から肌を守る法――それは、1日1個みかんを食べることです。
それだけで、感想肌になるのを防ぎ、うるおいたっぷりのピチピチ肌になります。
 
冬になると手や唇がカサカサになるなど、肌が乾燥して硬くなります。
これは冬の乾燥した空気が、肌の角質層の水分を蒸発させてしまうからです。
角質層にある水分は、肌のうるおいそのもの。
ただ、この角質層の水分は、蒸発しやすいという欠点があります。
ただでさえ蒸発しやすい角質層の水分が、冬の乾燥した空気にさらされて、余計に失われやすくなります。
室内にいれば、寒さはしのげますが、今度は、エアコンの暖気が容赦なく空気を乾燥させます。
、屋外でも室内でも、乾燥から逃げられない環境になるのです。
そんな「乾燥地獄」から守り、ピチピチ肌にしてくれる食材が、冬の果物・みかんです。
みかんが乾燥に抜群の強さを発揮する秘密は、その色素にあります。
専門的には、みかんの色素を「ベータクリプトキサンチン」といいます。
天然に存在するカロテノイド色素の一つです。
 ベータクリプトキサンチンは、体内で必要に応じてビタミンAに変化します。
ビタミンAは、角質層の水分を守るうえで必須の栄養素
肌の柔らかさを維持するためにも必要です。
 ことさらみかんをおすすめする理由は、あらゆる食品の中で、ベータクリプトキサンチンが一番豊富だから。
たとえば、同じ柑橘系の果物に比べてみると、みかんはオレンジより約19倍もベータクリプトキサンチンの量が多いのです(みかん1個80グラムで1440マイクログラム、オレンジ2分の1個60グラムで78マイクログラム、ニンジン30グラムでゼロ)。
 みかんは、ナマで食べるのが一番です。
ベータクリプトキサンチンをたっぷり吸収できるからです。
缶詰の場合、みかん1個と同じ量(80グラム)で、ベータクリプトキサンチンが512マイクログラムと、約3分の1に減ってしまうのです。
 量の目安は、1日1個を毎日、あるいは週に5回ぐらい食べれば十分です。
まとめて食べるなら、1日3個程度。
平均して週7個ぐらいが目安です。
 みかんを一度に食べすぎると手やかかとが黄色くなることがあります。
これはみかんに含まれるベータカロテンの影響です。
病気ではありませんので心配ありません。
しばらく食べるのをやめると、自然と消えて元通りになります。
 みかんを箱買いして、毎日欠かさず食べる人は、間違いなく見た目が若いといえます。
これは、買い置きをしてみかんを切らさないことに秘訣があるからです。
 もし食べきるスピードが間に合わない場合は、皮つきのまま丸ごと冷凍しましょう。
冷凍みかんは、冬の室内であれば20分ほどで自然解凍ができます。
 お湯につける、あるいは、レンジで3040秒温めて、半解凍の状態で食べてもいいいですね。
シャーベット感覚でおいしく食べられます。
もちろん、ベータクリプトキサンチンの成分が失われることはありませんので、安心してください。
 みかんがない季節には、みかんジュース(濃縮還元果汁100%)で代用できます。
量はコップ1杯(200cc)を2日に1回程度が目安。
これで、ベータクリプトキサンチンを2200マイクログラム摂取できます。
 ただ、みかんに似たオレンジジュースはNGです。
果汁100%(濃縮還元)であってもベータクリプトキサンチンが104マイクログラムと、みかんジュースの約21分の1の量しか含まれていないからです。
 食べるタイミングは、夕食時がおすすめです。
肌の細胞の新陳代謝は、睡眠中に活発になるからです。
かつては、どこの家庭でも、こたつに入ってみかんを食べる風景が見られました。
最近は、エアコンや床暖房が主流となったからか、そうした風景をあまり見かけません。
せっかくですから、もう一度、その習慣を見直してみてはいかがでしょう。
「食べれば食べるほど若くなる法 より」
 
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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。
そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。
自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
 
私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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