水分の補給が動脈硬化対策の一番手

イメージ 1
水分の補給が動脈硬化対策の一番手
 
高血圧には、動脈硬化が付きもののように現れます。
高血圧退治には動脈硬化対策も重要です。
 
動脈硬化対策の一番手は、水分の補給です。
ドロドロした血液も水で溶かせば、サラサラに変わりやすくなる。
血管の中を流れる血液がサラサラになれば、加齢の動脈硬化で血管が硬く細くなっていても、無事に通過できます。
冬でも水分補給は重要です。
 
脱水による血液ドロドロは冬季にも起こります。
いや、水分補給の少ない冬季のほうが起きやすいともいえます。
 
冬でも、水分補給は忘れてはなりません。
 
夏の酷暑にも交感神経の過剰興奮があります。
かつては「酷暑性高血圧」という言葉さえ生まれました。
 
一般に冬は血圧が高くなりやすく、夏は下がりやすいと言いますが、過剰な暑さ寒さは警戒すべきです。
「酷暑」を外敵ストレスと認めて、交感神経が異常興奮を起こすのです。
 
「冬暖かく、夏涼しく」とは、「心地よい生活」を意味します。
健康や寿命は生活環境で大きく変わります。
やはり、心地よい生活環境が、健康長寿の基本になります。
 
こうして高血圧や糖尿病のような、認知症の基礎疾患をコントロールすることは、直接・間接を問わずに、認知症予防に非常に有効です。
もちろん名前忘れも消えてなくなります。
「人の名前が出てこなくなったときに読む本 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
老人の認知症3割~5割を占めるアルツハイマー病の場合は、脳細胞が萎縮する病気です。
この萎縮を食い止めるためには、脳細胞を生成するためのタンパク合成、核酸(DNA)合成が順調に行われる必要があるのです。
ビタミンB12は、脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
アルツハイマー認知症の方々の脳脊髄中にはビタミンB12が少ないことが確認されています。
 
ビタミンB12について?
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!