誰でもできる小さな親孝行は効果絶大

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誰でもできる小さな親孝行は効果絶大
 
具体的予防法の仕上げは親孝行です。
 
老いた親の脳は衰えています。
衰えた脳を奮い立たせるものこそ、親孝行です。
「親孝行と言われても、方法が分からない」。
 
そうでしょう。
小学校でも中学校でも、高等学校、大学のいずれの学校でも、親孝行を教えないからです。
 
ある人は「親孝行なんて、儒教の教えだから古くさい」と言います。
ある人は、「親と子供の人格は別。だから親孝行の必要なし」とも言います。
 
ありもしない「自由と平等」に惑わされて、人間としての「老いた者をいたわる」という基本理念を忘れたのでしょうか。
 
親孝行理論は脇に置くとして、親孝行の実際を勉強しましょう。
 
「大きな親孝行」は無理だとしても、「小さな親孝行」ならば、誰でも実行可能です。
 
「小さな親孝行」は効果絶大で費用はゼロです。
方法は、10分間くらい、両手で親の背中を優しくなでるだけ。
指圧、マッサージ、あんまのテクニックは必要なし。
ただただ、優しくなでるだけです。
 
この方法はオキシトシン療法といって、NHKテレビでも紹介され、記憶力低下や名前忘れ、認知症の予防に有効と認められ、注目されています。
 
背中をなでてもらうと、非常に気持ちが良い。
体験者によると、愛する息子や娘に背中をなでてもらうと、「天にも昇る心地よさ」だそうです。
 
幸せホルモンを生み出す背中を優しくなでる方法
 
背中なでの気持ちよさは、予想以上の好結果をもたらします。
脳内からオキシトシンという物質の分泌を促すのです。
 
オキシトシンは脳内ホルモンの一種で、生まれ故郷は脳内の奥深くにある視床下部あたり。
そして別名は、「幸せホルモン」、「愛情ホルモン」。
「信頼ホルモン」。
 
この「幸せ」、「愛情」、「信頼」に目をつけた多数の大学では、自閉症解決に大きな効果を生み出しています。
 
もともとオキシトシンは子宮収縮薬や陣痛促進剤として使われていたのですが、その後の研究でいろいろなことが判明しました。
 
まず、闘争欲を減少させる。
ということは、怒りん坊や無用の反抗、さらにはイライラの解消をもたらします。
「人の名前が出てこなくなったときに読む本 より」
 
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最近、電車の中でキレる人を見かけます。
少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。
でも、最近は違ってきています。
しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。
受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。
この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。
これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。
 
セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。
これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。
平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。
セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。
そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。
 
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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