ウイルスを寄せ付けない「うがい」の3原則

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ウイルスを寄せ付けない「うがい」の3原則

 

いつ、どんなやり方が効果的なのか?

 

無意識に口や鼻を触ったり、空気中に浮遊するウイルスを知らないうちに吸い込んだりして、私たちの「のど」は、常にウイルスの脅威にさらされています。

のどを保湿しウイルスの感染を防ぐには、何よりもまず、うがいを習慣化することです。

定期的にうがいをしてウイルスを洗い出し、常にのどを潤しておくことが、風邪予防に直結します。

トイレで用を足して手洗いを済ませたら、うがいをすることをセットにしましょう。

理想的には、2時間ごとなど、「ピットイン」するつもりで定期的にうがいします。

 

  • 「うがい薬」に風邪の予防効果は望めない

 

自宅に、市販のうがい薬を常備している人も少なくないでしょう。

結論から言えば、うがい薬に風邪の予防効果は望めません。

健康な成人387人を対象に、水とうがい薬の両方を使って、60日間比較試験したうがいの研究があります。

その実験によれば、1日3回以上の水うがいで、風邪症状が36%減少し、うがい薬との差異は確認できなかった、という結果が出ています。

逆からいえば、1日3回水でうがいするだけで4割近く風邪予防に効果を発揮できるのです。

うがい薬の使用にこだわらず、外出先でもこまめにうがいをすることが有効です。

 

  • うがいする前に、口をゆすげ!

 

ウイルスの性質などを考慮すると、理論上、正しいうがいのやり方を導き出せます。

そこで、実践しているうがいの方法を紹介します。

 

1. コップに水、もしくはぬるま湯を用意する

2. 口に水を含み、正面を向いたまま「クチュクチュ」と口の中をすすいで吐き出す

3. また口に水を含み、顔を上に向けて、「ガー」と声を出す(普通のガラガラうがい)

 

ポイントは2。

うがいをする前に、口をゆすぐことです。

口の中には、食べ物のカスやウイルスがたくさん存在している可能性があります。

満員電車や会議室など、ウイルスが密集しやすい場所を出たあとにいきなり「ガラガラうがい」をすると、ウイルスをのどの奥に押し込む危険性が否定できないのです。

ランチ後に歯磨きをする人は、歯磨きを終えたあとにうがいをするようにしましょう。

口の汚れやウイルス数を減らしてから、本格的なうがいに移行します。

そして、ガラガラうがいをするときは、必ず声を出してください。

その声が震えたら、のどの入り口である口蓋垂(こうがいすい)の奥へ届いている証拠です。

同じ理論で、満員電車や会議室などの密閉空間を出た後に飲み物を飲む場合は、うがいをしあとで飲むようにすることもアリでしょう。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12について?

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風邪を悪化させる人・させない人

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風邪を悪化させる人・させない人

 

「ひく前」にリカバーする方法がある

 

ウイルスという肉眼で見えない敵と戦わなくてはいけないために、どうしても「何となくの経験則」で風邪に対処しがちです。

しかし、風邪は、ある程度の知識があれば、ロジカルかつ戦略的に対処できるリスクです。

一般的に、風邪対策は次の3つに集約されます。

 

1. ウイルスに近づかない

2. ウイルスの感染経路を遮断する

3. 身体の抵抗力を高める

 

ウイルスが身近になければ、風邪はひきません。

ウイルスを身体に入れなければ、風邪はひきません。

ウイルスを吸い込んだとしても、身体の抵抗力が高ければ風邪はひきません。

風邪から身を守るためには、この3つの要素の組み合わせで考える必要があります。

ただし、3の「身体の抵抗力」に関しては、医学的なエビデンスが揃っていない要素を多く含むことと、個人差も大きいため、ここでは1と2を中心に具体策をお伝えしていきます。

じつは「鼻・のど・せき」などの明らかな風邪の症状が出たら、「手遅れ」です。

すでに風邪をひいてしまった状態ですから、対症療法で症状を和らげながら、自然に回復を待つしかありません。

 

  • あなたの身体が発する「シグナル」に気づけ!

 

 あなたの身体は、風邪をひく前のもっと早い段階で、「もうすぐ風邪をひきそうだ」というシグナルを、何らかの形で発しています。

 このシグナルを、ここでは「超初期症状」と呼ぶことにします。

超初期症状は、医学的に風邪の症状だと定義されているわけではありません。

多くの人にとっても、「ちょっといつもと違うな」と思うくらいの「違和感」です。

だから、ついそのままやり過ごして、そのまま本格的な風邪をひいてしまうのです。

そもそも、風邪に多様な症状があるのは、ウイルスの種類、かかった人の身体の状態によって、症状に個人差が現れるためです。

超初期症状も、人それぞれ異なるものですから、医者は断定的に教えてくれません。

風邪を水際で食い止めるためには、「自分だけの超初期症状」を敏感にキャッチするしかありません。

そして、即座に対策をとり「風邪をひきそうでひかない」状態でリカバリーするのです

 

  • 風邪の症状が起こるしくみ

 

超初期症状のしくみは、風邪にかかった際、体内で起こる現象を知るとわかります。

まず、ウイルスが鼻やのどから体内に入ると、白血球を中心とした免疫システムがウイルスを排除しようとします。

白血球の中の貪食細胞が、ウイルスや細菌を飲み込み、酵素で分解します。

また、特定の病原体を排除する役割を持つ抗体も、免疫システムとして働きます。

体内で白血球などの免疫システムが働くと、その反応として炎症が起こります。

この炎症が、身体の部位によって、さまざまな風邪の症状として現れるのです。

鼻で炎症が起こると鼻水や鼻づまり。

のどで炎症が起こると、のどの痛みや、せき。

全身で起こると発熱、というイメージです。

つまり、風邪の症状とは、身体に侵入してきたウイルスに対して、免疫システムが一生懸命に作動している証拠だと言えるでしょう。

この免疫システムが作動し始めた動きが、何らかの「違和感」を生み、超初期症状として私たちの身体に現れる可能性があるのです。

超初期症状は、「全エネルギーをウイルス対策に注ぎ込ませてくれ」という身体からの訴えだと思ってください。

あなたが、「この案件に全精力を注ぎこみたい」と思っているところに、上司から「これもよろしく」と別の仕事を振られたら、非常にストレスを感じるでしょう。

風邪っぽいのに仕事をセーブしなかったり、無理をして飲み会に参加する人は、自分の身体に対して、そんな上司と同じような負担をかけているのです。

 

  • こんな「違和感」に気をつけろ!

 

具体的な超初期症状は、人によって千差万別です。

たとえば、「食べ物の味が変わる」という人がいます。

「集中力がいつもより続かなくなる」という人もいます。

「まばたきの量が増える」「唇がやたらと乾き、つい舐めてしまう」などもあります。

同僚は、「本が長時間読めなくなる」と言っていました。

繰り返しますが、超初期症状は医学的根拠があるわけではありません。

あなたが風邪をひく直前の違和感は、あなたにしかわかりません。

だからこそぜひ、次に風邪をひいてしまったときに、「最初の違和感」を振り返ってみてください。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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要注意!こんな症状は風邪じゃない

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要注意!こんな症状は風邪じゃない

 

「風邪以外の病気」の見分け方

 

「風邪は万病のもと」は、事実です。

風邪をきっかけにして、別の病気を併発することがあるのです。

鼻・せき・のどの痛みの多くは風邪の症状ですが、たとえば肺炎、気管支炎、咳喘息など、重篤な症状を伴う病気の初期症状だったり、それらを併発する場合があります。

自然に快方に向かわない場合や、明らかに風邪と異なる症状が出ている場合は、即刻、医師の診断を受けなければなりません。

風邪をひくと、人間の身体はウイルスとの消耗戦を強いられます。

発汗し、食欲も落ちるため、水分や栄養源、エネルギー源の補給もままならず、身体に蓄えている資源を削りながらウイルスと戦います。

また、肝臓や腎臓は、薬を分解したり、体外に排出する臓器です。

大量の薬を飲めば、肝臓や腎臓にも負担がかかります。

そのように身体が弱った状態ですから、新たな病気の温床になりやすいのです。

それなのに、無理に仕事に復帰したり、出張を詰め込んだり、飲み会に参加したりすると、弱った身体のリカバリーを遅くさせます。

 

  • 即刻、医者にかかるべき3条件

 

風邪以外の病気の可能性が高く今すぐ医者にかかるべき症状の目安は、次の3つです。

 

1. 症状が2週間以上続いている

 

風邪は一般的に7~10日で治ります。

もし、2週間以上続いている場合は、慢性疾患に移行している、または別の病気の初期症状である可能性があります。

「2週間以上風邪か治らず、○○の症状が続いている」ということを伝えた上で、医師の診断を仰いでください。

たとえば、他の症状が治まったのに、せきがずっと続いている場合は、咳喘息、肺炎、結核など別の病気に罹っている可能性があります。

とくに「長引くせき」は、数多くの病気の症状の1つです。

 

2. いつもの風邪と異なる症状がある

 

いつものパターンと違う症状があれば、別の病気である可能性があると判断できます。

たとえば、毎回、のどの奥の違和感→寒気→熱が出るというパターン。

同じのどの痛みでも、急激にのどが痛くなり呼吸が苦しくなってきた場合は、風邪ではなく急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん)などの可能性があります。

せきやのどの違和感が、逆流性食道炎だった、ということもあり得ます。

 

3. 症状が我慢できないくらい悪化している

 

たとえば高熱が出てフラフラになっている。

頭が割れそうに痛い。

声が出ない。

そうした尋常でない症状がある場合は、当然、即刻医療機関を受診してください。

とはいえ、判断を迷ってどうすればいいかわからない場合もあるでしょう。

その際は、病院を受診する前に、「救急ダイヤル」「救急電話相談」などの名称で各都道府県や市区町村が提供している電話サービスをネットで検索し、利用しましょう。

また、医師がインターネットを通じて医療相談に乗ってくれる有料サービス等に登録しておき、緊急時に問い合わせるのも、一考の価値があります。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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風邪の原因は「ウイルス」が9割

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風邪の原因は「ウイルス」が9割

 

風邪は、その80~90%がウイルスが原因で発症します。

また、風邪の原因となるウイルスは、全部で200種類以上あります。

風邪は一般的に、ウイルスが侵入して10~12時間で症状が出始め、感染2~3日後に症状のピークを迎え、7~10日で消失する、という経過をたどりやすくなります。

あくまで一般的な例ですが、症状の変化は、次のような過程をたどります。

 

1.微熱やだるさ、鼻の奥からのどの上あたりのイガイガ感から始まる

2.1~2日遅れて鼻水や鼻づまりがあり、せきやたんも出てくる

3.3日目前後に症状のピークを迎える(もっとも辛くなる時期)

4.7日以上経ったころ、よくなっていく

 

ウイルスの種類によって症状は違う

 

風邪の原因となるウイルスは、ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどが知られ、ウイルスによって引き起こされる症状に多少の違いがあります。

「のど」「せき」「鼻」の3症状は、ほぼすべてのウイルスが高い頻度で引き起こします。

また、風邪をひいたからといって、必ずしも熱が出るわけではありません。

 

熱が下がると比較的身体はラクになります。

しかし、熱が下がっただけで「風邪が治った」と判断したり、解熱剤で熱を下げただけでバリバリ仕事をするのは危険です。

熱が下がっても、たとえば鼻水やのどの痛み、せきなどがおさまっていなければ、症状が悪化して風邪を長引かせたり、咳喘息など別の病気を誘発する可能性がありますし、他人に感染させてしまうリスクも高まります。

 

なぜ、夏に風邪をひくのか?

 

 風がもっとも流行するのは乾燥した冬の季節です。

しかし、夏に流行する、いわゆる「夏風邪」があります。

 ウイルスの適した生存条件はウイルスの種類によって異なり、夏の高温多湿を好むウイルスもいるのです。

空調の効いた部屋と、暑い屋外を出入りすることなどによる自律神経の乱れや、食欲不振などによって体力が低下しやすい状況なども、夏に風邪をひく原因の1つです。

 夏風邪は子どもがかかりやすく、したがって子どもをもつ親は油断できません。

重い症状を伴うものもありますから、夏においても、風邪が流行り出したら、ぜひ予防法・対処法を実践してください。

 

「ウイルス」と「細菌」は別の生き物

 

 ちなみに混同されやすいのですが、「ウイルス」と「細菌」は全く異なる生物です。

 風邪との関連が強い違いとしては、抗生物質は細菌を破壊することはできるが、ウイルスには効かないという点です。

つまり、風邪に抗生物質は効かないのです。

具体的には、風邪のほか、ノロウイルスデング熱エボラ出血熱などは、ウイルスが引き起こす病気です。

一方、肺炎球菌による肺炎、大腸菌による膀胱炎、サルモネラ属菌による食中毒、溶連菌による咽頭炎などは、細菌が引き起こす病気です。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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「風邪のひき方」にはパターンがある

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「風邪のひき方」にはパターンがある

 

人は、似たようなパターンで風邪をひきます。

かつての私は、地方出張が週に2度あると、高い確率で風邪をひいていました。

その原因を分析すると、まず、出張前後に睡眠不足が続いていたことがわかりました。

そのほか、外食続きになり、栄養のバランスが偏っていました。

出張先の会議室や寝室の湿度や温度管理が不十分だったことも、共通していました。

私の周囲の人は、次のようなパターンで風邪をひくことが多いと言います。

 

週2回徹夜すると、週末に風邪をひく

睡眠時間が5時間以下の日が3日続くと、風邪をひく

出張がひと月に2回以上重なると、風邪をひく

年末年始に不規則な生活をすると、年始まもなく風邪をひく

 

風邪をこじらせず、即回復する一流のビジネスパーソンに共通しているのは、この「風邪をひくパターン」を自己分析できていることです。

先々のスケジュールを確認し、風邪パターンにハマりそうになったら、即座に予防策で先手を打ち、シャットアウトしているのです。

風邪をひくのは、ウイルスが身体に侵入することだけが原因ではありません。

生活上のさまざまな悪い習慣が温床となって抵抗力が落ち、ウイルスの侵入を許し、増殖を許し、柔道で「合わせ技1本」を取られるようにして、人は風邪をひきます。

だからこそ、日常生活に潜む「悪い習慣」を潰すことが、重要な風邪対策です。

 

みんな「身体」は一流である

 

超初期症状は、身体からの「ヘルプサイン」です。

無理が生じれば、身体は何らかの形で「風邪をひきそうだ」というサインを出します。

そのヘルプに気づけなかったり、無視して残業したり飲み会に参加したりと負荷をかけ続けると、身体が耐えきれなくなり、本格的な風邪に移行してしまうのです。

そういう意味では、元来、誰でも「一流の身体」を持っているのです。

もちろん体質には個人差があり、風邪をひきやすい人とひきにくい人がいます。

しかし、風邪をひかない一流と風邪をこじらせる人の差は、身体からのサインを素早く察知し、的確な対応ができるかどうかに最大のポイントがあります。

「バカは風邪をひかない」ということわざがあります。

鈍感な人は、風邪をひいても自覚しないで過ごしている、という意味で使われます。

しかし、私の考えは「人は風邪をひくたびに賢くなっていく」です。

「自分は、どういう状況になったときに風邪をひくのか?」を知り、正しい予防策と対処法を身につければ、風邪をひかない生活習慣を身につけられるのです。

 

※あなたの周りにも、いつもパワフルで全然会社を休まず、ちょっと体調を崩しても、翌日にはピンピンしているような人はいませんか?

彼らは、自分の身体の異変に素早く気づき、生活のすべてを「風邪モード」に切り替えて即時対応することで、速攻回復しているのです。

ここでは、そういう人を「一流」と定義します。

(症状と時間の関係をグラフにすると、)普通の人は、富士山のような高い山型をとります。

それに対して、一流は、なだらかな丘のようなラインを描きます。

一流は、風邪をひかないのではなく、重症化させずに即回復する方法を身につけているために、周囲から風邪をひいているように見えないのです。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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なぜ、だれも「正しい風邪対策」を教えてくれないのか?

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なぜ、だれも「正しい風邪対策」を教えてくれないのか?

 

風邪は誰もが知っている、身近な病気です。

しかし、どうすれば風邪を予防できるのか、確かな情報を得ることは難しいものです。

それには、理由があります。

風邪は、主にウイルスに感染することを原因とした病気です。

風邪の原因となるウイルスは200種類以上あります。

「風邪」とは、1つのウイルスを原因とした特定の病気を指すのではありません。

無数にあるウイルスの中の、いくつかが引き起こす症状の「総称」と言えるのです。

100人いれば100通りの風邪があり、原因もそれぞれ、症状もそれぞれです。

そして、「風邪の治し方」は、正直、医者泣かせです。

最先端医学でも明確なメカニズムは解明されておらず、風邪には根治療法や特効薬がいまだに存在しないからです。

どんな名医でも、風邪を予防・根治する100%完璧な方法を知らないのです。

最近の医学では、「科学的根拠に基づく医療=EBM(エビデンスベースド・メディシン)という考え方が主流になりつつあります。

EBMは、医者の個人的な経験や過去の慣習などに依存した治療法を見直し、科学的に調査された研究成果に基づいて医療を実践することをさします。

とくに、西洋医学の医療において重視されている概念で、このEBMという考え方によって、医学は今も進歩し続けています。

しかし、風邪は、このEBMにおいても発展途上の病気です。

毎年、新しい研究によるエビデンスがつみあがっています。

すべての風邪ウイルスをやっつける「一撃必殺の技」は、どんな名医も持ち合わせていないのが現状です。

 

人間は、だれでも風邪をひきます。

米国の統計調査によれば、人は一生のうちで200回ほど風邪をひくと言われます。

ビジネスパーソンが仕事を休む理由の4割が風邪であるという調査もあります。

風邪をひくたびに1~2日欠勤したとすれば、職業人生の丸1年以上が風邪に潰されます

かぜは、一番身近にある、最大のリスクだと言えます。

 

風邪をこじらせる人、1日でケロッと治す人

 

後輩に、よく風邪をひく内科医がいます。

しかし、翌日には何事もなかったかのように出勤してくるのです。

そこで、「よく風邪ひくけど1日でケロッと治すよね。何してるの?」と質問しました。

すると彼は「早期発見早期休息ですよ」と即答しました。

あなたの周りにも、いつもパワフルで全然会社を休まず、ちょっと体調を崩しても、翌日にはピンピンしているような人はいませんか?

彼らは、自分の身体の異変に素早く気づき、生活のすべてを「風邪モード」に切り替えて即時対応することで、速攻回復しているのです。

ここでは、そういう人を「一流」と定義します。

(症状と時間の関係をグラフにすると、)普通の人は、富士山のような高い山型をとります。

それに対して、一流は、なだらかな丘のようなラインを描きます。

一流は、風邪をひかないのではなく、重症化させずに即回復する方法を身につけているために、周囲から風邪をひいているように見えないのです。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

ビタミンB12について?

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イライラ、怒りっぽくなったらすねをさする

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イライラ、怒りっぽくなったらすねをさする

 

イライラは肝の病。

ストレスがたまって肝が弱ってくると、イライラ、怒り、妬みなどが出てきます。

やろうとしているのにできない、自分で思ったとおりに事が運ばない、そんなときはもうイライラは頂点に。

肝は筋肉とも関係しているので、ふくらはぎの筋肉がうまく働かなくなり、転びやすくなったり、足がつることもあります。

 

いつもと同じことなのに、きょうにかぎってイライラしたり、怒りっぽくなっていると感じたら、肝の経路が通っているすねの骨を、下から上に向かってマッサージするようにさすりましょう。

すねの上を押してみると、予想以上に痛く感じる人も多く、なかにはズキンと痛みを感じる人もいるはずです。

痛みを感じるということは、肝が弱っている証拠。

肝の経路の気・血のめぐりが悪くなっているので、よくさすって、気・血のめぐりをよくしましょう。

 

さすることでイライラは少しずつおさまり、足もつらなくなるはずです。

膝もみもイライラ解消に効果があるので、おふろ上りや寝る前によくさすっておくとよいでしょう。

 

ストレスがたまってきたら“酢の物”

 

ストレスがたまってくると、五臓の中の肝がやられてきます。

肝が悪くなると、爪がガタガタになったり、目が悪くなったり、すっぱいものがほしくなります。

自然に怒りっぽくなり、人を呼ぶときも「おい!」と怒り口調に。

平常心がだんだん保てなくなってきてしまいます。

 

昔から、肝が弱ったらすももを食べなさいなどといわれてきました。

弱った肝を回復させるには、すっぱいものを食べるとよいとされているからです。

 

とくに若い男性など、酢の物を嫌う人も多いようですが、酢の物でなくても、すっぱいものならば、レモンでもクエン酸でもかまいません。

 

ストレスはまず肝にダメージを与え、長引くと腎も弱ってきます。

そうなるとやる気がなくなりエネルギー不足になってしまいます。

ストレスを感じたときには、腎までやられてしまう前に、酸味をいつもより多めにとるようにしましょう。

逆にすっぱいものを欲しているときは、素直に酸味のあるものを食べることもたいせつです。

 

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「深い疲れをとる自律神経トリートメント より」

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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB群とは、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。

8種類すべてが互いに協力しあって体のエネルギーを生み出す働きに関わっているため、一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

 

脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると動脈硬化の原因物質 (ホモシステイン活性酸素)が増えるといわれています。

 

ビタミンB12は水溶性と脂溶性という特徴を併せ持つため体の隅々にまでいきわたりさまざまな働きをします。

細胞の生成にとって重要な核酸(DNA)・たんぱく質の合成や末梢神経(手足)、 中枢神経(頭)、認知機能に関わりがあるため、健康維持に無くてはならない栄養素なのです。

細胞が入れ替わることにより若さにもつながると考えられます。

 

ビタミンB12の働き

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