ウイルスを寄せ付けない「うがい」の3原則

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ウイルスを寄せ付けない「うがい」の3原則

 

いつ、どんなやり方が効果的なのか?

 

無意識に口や鼻を触ったり、空気中に浮遊するウイルスを知らないうちに吸い込んだりして、私たちの「のど」は、常にウイルスの脅威にさらされています。

のどを保湿しウイルスの感染を防ぐには、何よりもまず、うがいを習慣化することです。

定期的にうがいをしてウイルスを洗い出し、常にのどを潤しておくことが、風邪予防に直結します。

トイレで用を足して手洗いを済ませたら、うがいをすることをセットにしましょう。

理想的には、2時間ごとなど、「ピットイン」するつもりで定期的にうがいします。

 

  • 「うがい薬」に風邪の予防効果は望めない

 

自宅に、市販のうがい薬を常備している人も少なくないでしょう。

結論から言えば、うがい薬に風邪の予防効果は望めません。

健康な成人387人を対象に、水とうがい薬の両方を使って、60日間比較試験したうがいの研究があります。

その実験によれば、1日3回以上の水うがいで、風邪症状が36%減少し、うがい薬との差異は確認できなかった、という結果が出ています。

逆からいえば、1日3回水でうがいするだけで4割近く風邪予防に効果を発揮できるのです。

うがい薬の使用にこだわらず、外出先でもこまめにうがいをすることが有効です。

 

  • うがいする前に、口をゆすげ!

 

ウイルスの性質などを考慮すると、理論上、正しいうがいのやり方を導き出せます。

そこで、実践しているうがいの方法を紹介します。

 

1. コップに水、もしくはぬるま湯を用意する

2. 口に水を含み、正面を向いたまま「クチュクチュ」と口の中をすすいで吐き出す

3. また口に水を含み、顔を上に向けて、「ガー」と声を出す(普通のガラガラうがい)

 

ポイントは2。

うがいをする前に、口をゆすぐことです。

口の中には、食べ物のカスやウイルスがたくさん存在している可能性があります。

満員電車や会議室など、ウイルスが密集しやすい場所を出たあとにいきなり「ガラガラうがい」をすると、ウイルスをのどの奥に押し込む危険性が否定できないのです。

ランチ後に歯磨きをする人は、歯磨きを終えたあとにうがいをするようにしましょう。

口の汚れやウイルス数を減らしてから、本格的なうがいに移行します。

そして、ガラガラうがいをするときは、必ず声を出してください。

その声が震えたら、のどの入り口である口蓋垂(こうがいすい)の奥へ届いている証拠です。

同じ理論で、満員電車や会議室などの密閉空間を出た後に飲み物を飲む場合は、うがいをしあとで飲むようにすることもアリでしょう。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB1はエネルギーの供給だけでなく、老廃物の代謝にもかかわっています。

B1だけではありません。

B2、ナイアシンなどのほとんどのビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。

したがっていっしょにとるのが効果的です。

 

脳を酷使するときにも、たくさんのビタミンB群が消費されています。

B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。

糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。

また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。

神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。

 

ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。

また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。

その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

ビタミンB12について?

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