「風邪のひき方」にはパターンがある

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「風邪のひき方」にはパターンがある

 

人は、似たようなパターンで風邪をひきます。

かつての私は、地方出張が週に2度あると、高い確率で風邪をひいていました。

その原因を分析すると、まず、出張前後に睡眠不足が続いていたことがわかりました。

そのほか、外食続きになり、栄養のバランスが偏っていました。

出張先の会議室や寝室の湿度や温度管理が不十分だったことも、共通していました。

私の周囲の人は、次のようなパターンで風邪をひくことが多いと言います。

 

週2回徹夜すると、週末に風邪をひく

睡眠時間が5時間以下の日が3日続くと、風邪をひく

出張がひと月に2回以上重なると、風邪をひく

年末年始に不規則な生活をすると、年始まもなく風邪をひく

 

風邪をこじらせず、即回復する一流のビジネスパーソンに共通しているのは、この「風邪をひくパターン」を自己分析できていることです。

先々のスケジュールを確認し、風邪パターンにハマりそうになったら、即座に予防策で先手を打ち、シャットアウトしているのです。

風邪をひくのは、ウイルスが身体に侵入することだけが原因ではありません。

生活上のさまざまな悪い習慣が温床となって抵抗力が落ち、ウイルスの侵入を許し、増殖を許し、柔道で「合わせ技1本」を取られるようにして、人は風邪をひきます。

だからこそ、日常生活に潜む「悪い習慣」を潰すことが、重要な風邪対策です。

 

みんな「身体」は一流である

 

超初期症状は、身体からの「ヘルプサイン」です。

無理が生じれば、身体は何らかの形で「風邪をひきそうだ」というサインを出します。

そのヘルプに気づけなかったり、無視して残業したり飲み会に参加したりと負荷をかけ続けると、身体が耐えきれなくなり、本格的な風邪に移行してしまうのです。

そういう意味では、元来、誰でも「一流の身体」を持っているのです。

もちろん体質には個人差があり、風邪をひきやすい人とひきにくい人がいます。

しかし、風邪をひかない一流と風邪をこじらせる人の差は、身体からのサインを素早く察知し、的確な対応ができるかどうかに最大のポイントがあります。

「バカは風邪をひかない」ということわざがあります。

鈍感な人は、風邪をひいても自覚しないで過ごしている、という意味で使われます。

しかし、私の考えは「人は風邪をひくたびに賢くなっていく」です。

「自分は、どういう状況になったときに風邪をひくのか?」を知り、正しい予防策と対処法を身につければ、風邪をひかない生活習慣を身につけられるのです。

 

※あなたの周りにも、いつもパワフルで全然会社を休まず、ちょっと体調を崩しても、翌日にはピンピンしているような人はいませんか?

彼らは、自分の身体の異変に素早く気づき、生活のすべてを「風邪モード」に切り替えて即時対応することで、速攻回復しているのです。

ここでは、そういう人を「一流」と定義します。

(症状と時間の関係をグラフにすると、)普通の人は、富士山のような高い山型をとります。

それに対して、一流は、なだらかな丘のようなラインを描きます。

一流は、風邪をひかないのではなく、重症化させずに即回復する方法を身につけているために、周囲から風邪をひいているように見えないのです。

「一流の人はなぜ風邪をひかないのか? より」

 

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寒暖の差、生活の変化が激しい毎日は、私たちの身体にも大きなストレスを与えます。

そんな日々が続くと、自律神経は、その変化に対応しきれなくなって、やがて疲れやめまい、不眠、頭痛といった症状が現れてきます。

自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。

 

私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。

この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。

セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。

 

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。

そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

 

からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。

ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。

いわば元気の素です。

ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。

また、ビタミンB12と葉酸、ビタミンB6の吸収が悪くなると、動脈硬化の原因として注目されているホモシステインが増えるといわれています。

 

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